佐賀の銘柄地鶏「みつせ鶏」のキーマカレーがすっごくマイルド

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みつせ鶏のカレーでチキン(みつせ鶏本舗)

 先日、イベントの抽選でゲットできたのが、みつせ鶏のカレーです。「みつせ鶏」と言われても、この地方ではなかなかピンと来ない銘柄ですが、九州では人気の品種でして、佐賀の地鶏なんですね。そのみつせ鶏がレトルトカレーになっています。

 銘柄鶏のカレーということで、ごろっと入ったチキンカレーかと思ったら、キーマカレー。果たして、どれほど鶏の旨味が感じられるのかな?と思ったら、想像以上にマイルドでした。

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みつせ鶏ってどんな鶏?

 佐賀県の地鶏ということはわかりましたが、みつせ鶏にはどんな特徴があるのかといいますと、元をたどるとフランスの地鶏・赤鶏を系譜に持ち、植物主体の独自配合飼料で育てられているのだとか。味わいは深く、お肉の弾力はしっかり。そういった特徴があるそうです。

 飼育環境も、平飼いで1万平方メートルあたり約12羽というのびのび空間。もとはフランスですが、日本人の舌をうならせる、ほどよい歯ごたえと豊かな風味に。それを追求し、誕生までに7年もの歳月が費やされているというのです。

育て方にもこだわり

 鶏の旬ともいえる、生後約80日での出荷。これも、日本人の嗜好に合わせての成熟度なのだとか。さらに休薬飼料期間、抗生物質などを使わない期間も、農林水産省の基準では出荷前7日間でいいとされているにもかかわらず、みつせ鶏はなんと約60日間。これだけ長期間、休薬飼料期間とするということは、それだけ、病気になりにくい、飼育環境も良いということの表れでもありますね。

 飼料も、自社で配合したオリジナルで、米糠、大麦、大豆といった植物主体の飼料を毎日配合するという手間のかけよう。もう、これだけ話を聞いただけで、ブランド鶏であることがわかりますし、九州に多くのファンがいるのも頷けます。

今回はキーマカレーです

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 これだけ話を聞くと、みつせ鶏の鶏肉自体を食べたくなってしまいますが、今回いただいたのは、レトルトのキーマカレーです。それで、果たしてどれほどの鶏の旨味がわかるというのでしょうか。

 ひき肉になったみつせ鶏ですが、風味がしっかり豊かですね。そこに玉ねぎとトマトの旨味が融合して、ものすごくマイルドです。味はもちろん、舌触りも含めてマイルド。クリーミーといったら言い過ぎですが、そんな印象です。

 これはほんと、キーマカレーでひき肉にもかかわらず、鶏そのものの味わいがしっかりと出ていますね。逆に、それでこれだけの味わいが出るわけですから、みつせ鶏そのものをいただいたら、たまらないんだろうな…。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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