安濃サービスエリア
ついつい寄っちゃう安濃SA
名古屋から伊勢方面へ向かうと、東名阪では渋滞気味なほどにたくさんいた車が、新名神の分岐で半減し、名阪国道での分岐でさらに減り、三重が目的地の車だけになった伊勢道で入りたくなるのが安濃サービスエリアです。
今回は下り、上りともに寄りまして、三重グルメを満喫です。伊勢うどんに、津ぎょうざに、伊勢津からあげ。ん?伊勢うどんと津ぎょうざはわかるけど、伊勢津からあげとはどんなもの?
とりあえず伊勢うどん食べます
安濃サービスエリアは、下りは2011(H23)年、上りは2012(H24)年にリニューアルしているのですが、それ以前からやっぱりここで食べたくなるのは「伊勢うどん」です。
かつて営業職だった頃、津に行く時には必ずここでお昼に伊勢うどんを食べていました。以前はいかにも高速道路のサービスエリアという感じでしたが、今はすっかりイメージを一新。伊勢うどんはもちろんのこと、うどんにそばにラーメンつけ麺と、麺類の充実したフードコートとなっています。
それもそのはず。リニューアルの際に「博多一風堂」を展開する力の源カンパニーが出店。同社としては初の試みとのことで、サービスエリア自体が麺をテーマにしており、パン屋さんでも「伊勢うどんgaパン」、ソフトクリームにも「伊勢醤油ソフト」なるものが。
でもやっぱり伊勢うどんを食べてしまいます。もちもちの太麺にまっくろなつゆ。そしてまぜご飯に赤だし、組み合わせも最高です。
帰りはテイクアウトで津ぎょうざ
下りでももちろん販売されているのですが、帰りも安濃サービスエリアに寄って買うのが「津ぎょうざ」です。もともとは学校給食で出されていたという巨大な揚げ餃子。
見た目のインパクトだけではなくて、皮のパリパリ感もしっかりしていますし、餃子が大きくなると具がこんなにもジューシーになるの?と、驚きますよ。テイクアウトで持って帰って温め直してもジューシーなくらいです。
地元のシンガーソングライターあつさんが歌う「津ぎょうざ小学校」なんて歌もあるほどで、第10回B-1グランプリでは3位に。
ただの大きな揚げ餃子でしょ?と思うかもしれません…、実は自分も食べるまではそう思ってましたが、揚げ餃子がこんなにおいしいのかと驚かされます。
しかも、ここはついてくるタレがまた独特でいいんですよ。
伊勢津からあげとは何だろう
そんな安濃サービスエリアの上りで、気になったのが「安濃名物・伊勢津からあげ」です。
安濃町は合併しているので、安濃と津の名前が混在しているのは良しとして、「伊勢津」とは何ぞや?と思ったら。
「伊勢うどんのタレに一晩漬け込みオリジナルソースでジューシーに仕上げました」
そういうことね。伊勢うどんのタレに鶏肉をつけこんだ津の名物ってことね。
伊勢うどんのタレに国内産の柔らかい鶏をつけこんだ唐揚げ…。もうね。そんなの想像しただけでおいしいに決まってるでしょう…。
思ったよりは伊勢うどんの風味がガツンと来るわけではありませんが、鶏もやわらかいし味はしっかり染み込んでいますので、自分のようなからあげ好きにはたまりませんね。伊勢醤油のまろやかさがあります。
この伊勢津からあげ、「ハイウェイぐるめまちなかグランプリ」で優勝したことがあるんですって。そりゃそうだ。
三重って海の幸と山の幸が豊富で、食材の時点でアドバンテージあるのに、うどんや餃子やからあげでもこんなハイレベルなもの出されたら、そりゃ隣県はグルメの魅力ではかなわないわ。
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