縁日大好き!

今日も「名古屋を歩こう」の取材を兼ねて、炎天下の昭和区を散策していました。この季節は名古屋特有の蒸し暑さで歩くのも大変ですが、今日は少し雲が出ていて風もあったので比較的歩きやすい日でした。と言っても汗だくには変わりありませんけどね。

そんななか、名古屋と長野県の飯田を結ぶ旧街道の飯田街道を歩いていると、川名本町にある川原神社で縁日が開かれていました。私は散策のなかでも神社めぐりが好きなのですが、特にこの季節は縁日に遭遇すると嬉しくなってしまいます。

境内にはたくさんの出店があり、かき氷やお面、フランクフルトなどが売られていました。人出も多く、浴衣を着た子ども達をたくさん見かけました。

耳を澄ますとお囃子が聞こえてきます。もちろんテープでしょうけれど、これぞ日本の夏。毎年この季節は日本に生まれてよかったな~と思います。この雰囲気は絶対に日本でしか味わえませんから。

すると、境内に大きな茅の輪がありました。そしてその横には榊立てなどお供え物が置かれているテントがありお供え物は300円となっていました。

テントにいた方に話を聞くと、今日は年に一度の「茅の輪赤丸神事」の日で、茅の輪を八の字状に左・右・左とくぐり、神様にお供え物をして、その後おでこに朱色の墨で印を打ってもらうと、夏を無病息災で過ごせるとのこと。

これは面白そうだなと、さっそく300円を手渡しお供え物を受け取ります。そして茅の輪を左・右・左とくぐり本殿へと歩きます。もちろん、真ん中は神様が通る道ですので、少し端に逸れた所を歩きます。

お供え物を供えお祈りをします。すると、神主さんがこちらへと言って私を呼び寄せます。神主さんは朱色の墨を含ませた布がついた棒で、私のおでこにチョンと赤丸を打ってくれました。

「これで、この夏は無病息災間違いなし。」

なんか、子どもの頃に帰ったように純粋に嬉しくなりました。神聖な力と言いますか、不思議なものを感じます。神社の魅力って、こういうところにあるんですよね。

とても身近な存在でありながら神聖で、時には叱られたり、励まされたり、なぐさめてくれたりするような…、そして今日は元気をくれました。

夏が終わったら、お礼に来なくちゃな。

これでこの夏は乗り切れそう。

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました