東京が首都じゃなくなる日

首都の機能を、東京から別のところに移す。そんな計画があったことを覚えていらっしゃいますでしょうか。

財界と政界を分離することで癒着が少なくなり、東京一極集中をやめることで災害にも強くなり、移転することで経済効果も生まれる。そんな利点があるとされ、国会などの政府機関を東京から別の街へ…。

でも、そんなの、バブルの頃の夢物語でしょ?

と、ほとんどの人が思っていることでしょう。いや、首都を東京から別の場所に変えるという計画が、我が国にあるということすら、知らない人も多くなっていると思います。

しかし。しかしです。その候補地では今も現在進行形な話のようで、岐阜県多治見市の入口には、それはそれは立派な看板が設置されています。「多治見市」というカントリーサインよりもはるかに立派です。

「新首都・東京から東濃へ The New Capital Tokyo > Tono」

多治見市は我が街のお隣なので、よく買物に行ったりするわけですが、「東京から東濃へ」という看板は本当にたくさんあり、この人たちはまだ本気なんだ…と、感じるのですけど、

もう今や…首都機能移転よりも道州制ですよね…。

たぶん、「まだ本気」なのではなくて、引くに引けないというところなんでしょうね…。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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コメント

  1. TOPPY/川合登志和 びょん吉 より:

    毎日新聞に愛知・岐阜誘致活動打ち切りへって出てますね。私の職場にもまだ首都機能移転の小さな青いのぼりが飾ってありますけど。

  2. >びょん吉 さん

    そういう関係のお仕事をされていらっしゃるのですか?三重・畿央は活動を続けるのでしょうかね?

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