所用で名鉄犬山線に乗りまして、犬山駅で小牧線へと乗り換えることになり、駅のホームに降りると、何かの工事に取り掛かっている感じでした。何かとは、到着列車のホーム案内。犬山駅は行き先とホームがその都度バラバラなので、この案内が欠かせません。
で、どんな工事していたのかといいますと、
かつて、ザ・ベストテンや、クイズ100人に聞きましたのトラベルチャンス、クイズダービーなどでよく見かけた、いわゆる「パタパタ」と呼ばれる、反転フラップ式案内表示機を、電光表示機へと交換する工事に取り掛かっていたのでした。
工事に取り掛かっているといっても、とりあえず、新しい電光表示機がつけられているだけで、現行はまだフラップ式。以前はよく見かけたこのパタパタ、犬山駅でも見ることができなくなるのか…と、乗り換えのために階段を上ってビックリ。
改札から入ったところに、天井から吊り下げられていた、全ての方面の列車が次にどのホームから発車するのかを示すパタパタを、とりあえず、外したのでしょうね…。まだ、電光表示機が稼動どころか、設置すらされていないにもかかわらず、パタパタを全て外して床に置いてあるのです。
でも、この案内が無いと、犬山駅は乗客がどのホームに行けば良いのかわかりません。そのため、床に置かれた状態でも、稼動し続けているのです。
なので、お客さんは皆この前で立ち止まって、視線を下に向けるというなかなか変な状況。まあそれも、電光表示機が取り付けられるまでの間ですね。来年早々には、ICカード乗車券「manaca」も導入されます。
名鉄も新たな時代に突入です。それにしてもパタパタは懐かしかった…。そういえば昔は、家庭用の目覚まし時計にも、この方式のものがありましたよね!
このオムニバスCD、1曲目に「ザ・ベストテンのテーマ」が入っているところが、ニクいですよね。今週の第1位~!
そしてあの「パタパタパタパタ…」がいいんですよね。あれがもしLED表示とかだったら…。ん?でも当時からトップテンはコンピューター表示でしたっけ。あれも一種の演出ですよね。パタパタしてる間に、他の歌手名や曲名がチラ見えしたりして…。
コメント
あのベストテンのボードって、羽田か成田かの空港で目にした発着掲示ボードを見て思いついたと、ベストテンの名プロデューサーの山田さんが述べているのを聴いたことがあります。
結構な値段がかかったらしいです。
名鉄のは、役目を終えたらそのまま廃棄処分となるんでしょうか?オークションに出したら、間違いなく売れると思うのですが・・・。
>ネモッチさま こんばんは
空港の発着掲示ボードがヒントだったんですね!
結果、それが演出としても良かったですよね。
あれ、相当高いというのは聞いたことがあります。
今や電光掲示板の方がコストは相当安いようで…。
メンテも大変でしょうし、何より、
新しい表示が必要になった際の改造も大変でしょうね…。
そのうち、ファン感謝イベントみたいなところで
オークションになるような、そんな気もしますが…どうでしょう。
こんにちは。
名鉄も名古屋近郊ではパタパタ発車標見かけなくなりましたけど、知立では現役ですね。ただ、名鉄では特急停車駅でも主要駅じゃないと発車標ありませんから、発車標があるということはそれだけたくさんのお客が利用しているというバロメーターみたいですよね。
パタパタ発車標も確かに過去帳入り寸前なんですが、名鉄といえば「行灯式発車標」ですよ、やっぱり。あらかじめ種別や行き先などアクリル板に書いてあって、次に来る電車を奥の照明で知らせるやつ。今でこそ名鉄の特急といえば「乗りやすく、使いやすい」がセールスですけど、その頃は本当に「特別急行」のイメージがありますよ。
>浜急電鉄さま こんばんは
そういえば、発車標は大きな駅しか無いですね。
いつも利用する駅にはありません…。
懐かしいですね。アクリル板の!
幼い頃、瀬戸電で見た記憶があります。