日本政策投資銀行が東海4県と関西6府県の経済活力を比較した調査を報告

今回はとうとう東海4県が関西に並ぶ…?というニュースです。 日本政策投資銀行東海支店は26日、設備投資に見る東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)と関西6府県(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)の経済活力を比較した調査報告をまとめました。

この報告によりますと、推計で2004(H16)年度の製造業設備投資金額は東海4県と関西6府県がともに約9兆8千億円で並ぶ見込みとなり、そうなれば今までずっと関西が東海を上回ってきた記録が途絶えることになります。

ただ、関西の企業に比べて東海の企業の設備投資自体が上回ったということではなく、関西の企業は地元に設備投資を行ったのが42.5%に対し、東海の企業は97.1%地元に設備投資を行っており、東海はまず地元ありきという設備投資の結果とのこと。関西の企業は残りを首都圏などに分散して投資しているために地元への経済波及効果が弱くなっているともこの報告は指摘しています。

名古屋の企業は地元を大切にする。これも名古屋の経済が元気な理由のひとつであることが明らかになりました。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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