岐阜県大垣市に本社を置き、西濃地区を中心にふたつの百貨店とスーパー7店舗を展開している「ヤナゲン」は、滋賀県彦根市に本社があり、同じく西濃地区を中心に展開していて2004(H16)年3月に民事再生手続きを開始したタマコシを引き受けた平和堂に事業譲渡するという基本合意書を締結したと11日に発表しました。
ヤナゲンの主要取引銀行である大垣共立銀行も、必要があれば債務免除を受け入れると、ヤナゲンの事業再生計画を支援すると発表しました。西濃地区には近隣を含めカラフルタウン岐阜(柳津町)、ダイヤモンドシティキリオ(一宮市木曽川町)と巨大ショッピングセンターが次々と進出し、さらにイオンの進出も計画されているなど激戦区となっています。
かつて岐阜のスーパーの代名詞だったタマコシとヤナゲン。これで両方の灯火が消えてしまうのか…と思いきや、ヤナゲンの名は残すそうです。
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