ホームセンター戦国時代・カーマが生き残りをかけホーマック・ダイキと経営統合

愛知を代表するホームセンターといえば、昔からカーマホームセンターと決まっています。土日だけでなく、平日でも常に混んでいるというイメージがあったのですが、どうも最近は様子が変わってきたようです。デイツーやカインズホームといった巨大ホームセンターがじわじわと名古屋へ侵食し、カーマの賑わいが少しずつ失われているのです。

そんなカーマは生き残りをかけ、ホーマック、ダイキと3社で経営統合すると発表しました。3社は既に商品開発、仕入れ、輸入を共同で行っています。統合は2006(H18)年9月の予定で、実現すればカインズホームを抜きホームセンター業界でトップの売上となります。また、カーマ、ホーマック、ダイキは店舗のある地域が重ならないため統合は効果的で、37都道府県に524店舗体制となります。

これがホームセンター業界再編の起爆剤となるでしょうか。

先日、港区のカインズに行ってきましたが、確かにカーマよりも格段に広いですし、価格もお手ごろな気がしました。しかし我が家の近くにはやはりカーマしかないので、この統合によってカーマの品揃えが良くなり、価格が安くなるのであれば大歓迎です。

しかし、業界側は大変そうですね。この地方では、名鉄ホームセンターの撤退、ホームエキスポの店舗縮小など、競争激化の兆候が既に現れていました。しかしあのカーマが…という思いがあります。ホームセンター戦国時代はいよいよ本格化といったところでしょう。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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