先物取引大手のグローバリーが事実上の自主廃業

名古屋市に本社を置く先物取引大手のグローバリーは、5日に開催された取締役会で商品先物取引業務と、商品投資販売業務を9月末をもって廃止することを発表しました。事実上の自主廃業です。

グローバリーは、顧客からの資金返還に応じなかったなどとして二度の行政処分を受けた上に、県警の家宅捜索を受けたことで信用が無くなり、顧客の流出および社員の退職に歯止めがかからず、業務の継続が困難であると判断したとのことです。

なお、グローバリー陸上競技部には、アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずき選手が所属していますが、同社は9月25日のベルリンマラソンまでは支援するが、その後は陸上競技部廃部の可能性が高く、移籍を迫られることになりそうです。