新旧の名古屋地区のUHFタワーとえんぴつタワーを一望

3つのタワー

愛知県瀬戸市の住宅団地の高層階に上って景色を眺めてみました。瀬戸市は名古屋市と隣接している丘陵地なので、市内を一望できます。するとそこからは3つのタワーが見えるではありませんか。

放送用タワーはどれだ?

まず目の前に建っているのは、2003年(平成15年)に完成した「瀬戸デジタルタワー」です。名古屋のテレビ局はここから、地上デジタル放送のUHF電波を発射しています。

そしてその右に見えるのが「東山タワー」。1969年(昭和44年)に名古屋初のUHFテレビ局、中京テレビのタワーです。アナログ放送はここから中京テレビとテレビ愛知が電波を出していました。まさに新旧UHFタワーの競演です。

えんぴつタワー

さらにその右にあるのが「えんぴつタワー」こと「東山スカイタワー」です。1989年(平成元年)。名古屋が「世界デザイン博覧会」に沸いていた時に建ちました。名古屋の防災無線の基地となっています。

放送用として現役のものと…

もう少し右が見えると「中部電力MIRAIタワー」ことかつての「名古屋テレビ塔」が見えるはずなのですが。

名古屋テレビ塔は既に放送用としての役目を終えていますが、一方で中京テレビの「東山タワー」は放送用として現役なんですよね。

え?中京テレビはささしまに移ったよ?アナログ放送は終わったよ?と思われるかもしれません。それはそうなんです。

実は今も、東山タワーからはFM AICHI、ZIP-FM、NHK-FMと、FMラジオ放送の電波が出ているんですよね。NHKが民放の施設から電波を出す珍しい例と言われてきましたが…。中京テレビが移転したことで、今後この東山タワーがどうなるのかは気になるところです。

東山スカイタワー メモ帳 鉛筆東山スカイタワー メモ帳 鉛筆

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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