お腹がぽんぽこぽんになるポンポコラーメンは東三河の味!

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ポンポコラーメン(山本製粉)

西のキリン 東のタヌキ

 愛知県で、消滅の危機から華麗な復活を遂げたインスタントラーメンといえば「キリンラーメン」が知られています。最近では県内のみならず県外でも常時販売されており、すっかりレトロご当地インスタントラーメンとしての確固たる地位を築いていますが、キリンラーメンが西三河の代表だとしたら、東三河の代表はこれ「ポンポコラーメン」です。ポンポコラーメンの最大の特徴、それはお値うち。卵との相性も抜群です。

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ポンポコもこっちでも売られるように

 キリンラーメンは碧南市ですから、三河と言っても西三河のさらに西。かなり名古屋寄りの場所ということもあり、華麗な復活を遂げる以前から名古屋でも見かけることは多かったのですが、一方のポンポコラーメンは小坂井町。現在は豊川市となっていますが、ほぼほぼ豊橋です。

 同じ愛知県でも、東三河となりますと名古屋からは距離もあり、文化的にも異なってくるからなのか、かつては「東三河にはポンポコラーメンという名物ラーメンがあるらしい」と聞く程度でしたが、今ではすっかり、名古屋どころか岐阜県のスーパーでも普通に売られるようになりました。

お腹がぽんぽこぽん

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 パッケージにはお腹を大きくした2匹のタヌキのイラストが描かれ「おなかがポンポコポーン!!」とあります。「ぽんぽこぽん」と言いますと、タヌキの鳴き声をイメージしますし、タヌキをモチーフとした飲食店では店員さんの挨拶として使われていますよね。

 一方この地方では、お腹がいっぱいの状態を「ぽんぽこぽん」と言います。これは比較級である「ぽんぽん」よりもさらにお腹がいっぱいという最上級な表現です。

 名古屋では…。

 熱いことを「ちんちん」、超熱いことを「ちんちこちん」
 えんぴつの先が尖っていることを「ときとき」、超とがっていることを「ときんときん」

 そんな感じで、満腹なことを「ぽんぽん」、超まんぷくなことを「ぽんぽこぽん」という感じですね。

使用例:「おかわり食べる?」「もうお腹ぽんぽこぽんだで入らせんわー」

お湯の量に気をつけて

 では、ポンポコラーメンいただいてみましょう。油で揚げた味付け麺は、まさに懐かしのインスタントラーメン。優しい味という感じではなく、まさに昔よく食べたなあ~という味。

 スープは濃いめがおいしいと思いますので、お湯の量に気をつければバッチリ。溶き卵とも合いますし、ゆで卵とも合いますね。なんといっても、6食入でお得でお値うち。常備しておきたいですね。野菜をたっぷり入れればまさにぽんぽこぽーん!

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