名古屋の味ポテトチップス台湾ラーメン味(菓楽)
もう「名古屋の味」でネタにしない
「名古屋の味」と銘打たれたポテトチップスが売っていました。その名も「名古屋の味ポテトチップス台湾ラーメン味」です。以前なら、台湾と名古屋と地名が2つも入ってる!なんてネタにしたものですが、今や「台湾ラーメンが名古屋名物である」という事実は、例の、東京都だけ仲間はずれにして、東京以外の46都道府県で故郷を語り合おうという主旨の、大阪のテレビ局が製作している秘密のなんとかショーのおかげで、有名になりました。
なので、つっこまないえおこうかと思ったのですが、「名古屋の味台湾ラーメン味」って、味が2つ重なってる違和感がすごいですね。「台湾ラーメンチップス」にはできなかったのだろうか。
台湾ラーメン味ってどこの?
台湾ラーメンと一口にっても、名古屋にはいろんな台湾ラーメンの味があります。このポテチはどこの味?と目線を下にやると、一目瞭然。この商品には「スーちゃん」がいますから、寿がきや食品の台湾ラーメン味であるということがわかります。
ところが、パッケージ表面には寿がきや食品のすの字もありません。この、スーちゃんのイラストだけで全てを察しろという、強気です。「名古屋の味」に惹かれる人間なら、この絵でもうわかるだろ、といわんばかりです。
また例の複雑な商品
じゃあ、このポテチは寿がきや食品が製造しているのかというと、そうではないのです。以前も、スガキヤラーメン味のポテチがあったのですが、あれと一緒です。
販売しているのは、小牧市の菓楽という会社。菓楽は、名古屋の菓子食品卸売業である種清(たねせい)の100%子会社なんですね。この会社、東海地区の知名度の高い会社とコラボしたオリジナル商品を次々と製造していまして、この寿がきや食品ポテチシリーズもそのひとつとなっています。
でも、製造しているのはそこじゃないんです。製造しているのは、あのわさビーフの山芳製菓なんですね。東京の山芳が、名古屋の寿がきやの台湾ラーメンの味で製造したポテチを、名古屋の菓子卸の子会社が販売しているという、まあ、東京と名古屋を行ったり来たりです。
辛さハンパない
これまで、口に含んだ瞬間に「ケホッ」となるポテチがあったでしょうか。カラムーチョ?いや、違いますねえ。わさビーフは「ピリッ」です。これはまさに台湾ラーメン、あのスープを煮詰めた粉が降ってあるポテチとでも言うべきでしょうか。
パッケージにある「コク深くキレのあるピリ辛な味わい」「辛い」「熱い」は、まさにそのとおり。
よく、ポテチは食べ始めると止まらない!なんてことがありますが、これは、たびたび止まります。続けるの無理。飲み物!
ところが、書いてあるとおり「クセになる辛さ!!」間違い無しです。
そもそも、あの寿がきや食品の台湾ラーメンも、たまにどうしても食べたくなりますからね。結構、忠実に再現されていますよ。
飲み物飲まずに1袋食べきったぞ!という声をお待ちしております。
嘘です。もし何かあっても責任はとりません。
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