デジタルだからこそなのか

木曜の夜は、大抵何気なく「ポケットモンスター」を見ていることが多いです。昔はアニメをよく見ていましたが、今でも見てるのはこれくらいです。私はゲームは全くと言っていいほどやらないのですが、ポケモンだけはキャラクターのカワイさと、現在のダイヤモンド&パールになってからはストーリーと文芸の精妙さに惹かれ、大人になった今でもアニメに限って見ています。

さて、日本のアニメがアナログなセル画からデジタルなCG制作に移行し、今では全ての作品がデジタルで制作されていますが、それを象徴するような出来事がありました。

ポケモンの主人公、サトシの仲間として、新たにヒコザルというポケモンが加わったのですが、その週から、オープニングやエンディングの映像に、ヒコザルが加わったのです。

昔のアニメしか私は知らないので、こういった演出がなされることに、ちょっとビックリしてしまいました。これこそ、デジタルだからこそ気軽にできる業なのでしょうか。

デジタルになると、アナログの頃に比べて味わいや感慨が薄れるといったことがよく言われますが、決してそうとも限らないんだなと。

デジタルだからこそできること。それを追求する必要性と楽しさを感じることができました。

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コメント

  1. TOPPY.NETでトッピーさんと呼んでいるので、ここではカワイさんと呼ばさせてもらいます。

    最近のアニメはフジテレビのサザエさん以外、みんなデジタルに切り替わってしまい、セル画にあるアナログな粒子感や味わいが減りましたが、デジタルで製作した「涼宮ハルヒの憂鬱」はセル画ではできない細かさにこだわって評価を得ましたから、セル画のでもデジタルでも細かい所にこだわることがいいアニメ作品の評価に繫がるんじゃないかと思いました。

    逆に特撮で魔法戦隊マジレンジャーまで味わいがある画質でレターボックス(黒帯)がなかったのですが、轟轟戦隊ボウケンジャーでややスッキリとした画質と黒帯に切り替わってしまい味わいが無くなったなぁ・・・と言うことがありましたね。
    戦隊シリーズの次番組である仮面ライダーシリーズはレターボックス(黒帯)でスッキリとした映像を売りにしていましたが、ストーリーや演出が良くても、あの味わいが無かったのでなんかもやもやした感があったのですが、仮面ライダーカブトから黒帯つきの味わいのある画質に切り替えたので、あの味わいがレターボックス(黒帯)つきでも楽しめて感動したのを覚えています。

    デジタルでもアナログ(セル画)は適材適所で使い分けてもらいたいです。

  2. >マーオブジョイトイさん こんばんは

    まあ、結局はアナログでもデジタルでも、どこまでお金と手間をかけられるかなのでしょうね。でも昔に比べると、いかにも低予算なテレ東の冷遇枠アニメなんかでも、デジタルでは随分ごまかしが効くようにはなったみたいですね。

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