新年早々、こんな話題を出すなと言われそうですが、名古屋の経済好調神話もそろそろ…というニュースです。
12月27日、東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)の10〜12月期の法人企業景気予測調査を東海財務局が発表しました。前期に比べ「上昇した」と答えた企業の数から、「下降した」と答えた企業の数を差し引いた景況判断指数(BSI)は、前回調査の7〜9月期6.6から8.5ポイントも下落し、−1.9となり下落に転じました。
業種別では製造業は4.4、非製造業は−6.1と製造業は相変わらず上昇傾向を保っています。また企業の規模別では、大企業はプラス、中小企業はマイナスと二極分化しました。
東海財務局では「不透明さが増しているものの全体としては回復基調が続く」という判断をしていますが…。
そして同じく27日に日銀名古屋支店が発表した金融経済事情では、東海3県(愛知・岐阜・三重)の景気について「足もと一服感が見られる」指摘、判断を下方修正しました。下方修正は23ヶ月ぶりのことです。
こちらも日銀では「景気は上り坂の途中での調整局面」という判断をしていますが…。
ひょっとしていよいよ…陰り…?
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