トマオニ店内の段階的すかいらーく化について

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外食で「ハンバーグを食べたい」と思い立った時、チェーン店だったらどこに行きますか?ハンバーグというメニューは、どこのファミリーレストランにもラインナップされており、また、ハンバーグに注力している専門のチェーンもあり、それぞれに個性もあって迷うところですよね。そんななか、昔からレアキャラだと思っているのが、

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「トマトアンドオニオン」です。

なぜレアキャラなのかといいますと、東海3県すべてに出店はされているものの、愛知は小牧、三重は伊賀上野、そして岐阜は関と、それぞれの県に1店舗しかないのです。トマトアンドオニオンは、ひげをはやしたトマトのおじさんが、フォークでハンバーグを突き刺している姿がトレードマークのお店で、

トマトアンドオニオンなんて名前ですが、メインはハンバーグ。アメリカンファミリーのホームパーティをイメージしたお店で、店内装飾もアメリカンな感じでずっと通してきました。

1978(S53)年に京都府舞鶴市で創業し、全国へと展開。特に岐阜県美濃地方への進出は他のファミレスよりも早く、かつては可児、土岐などもっと店舗もたくさんあったことから、このあたりでは名前をよく知られているお店です。ところが。2006(H18)年にすかいらーくがM&Aによって完全子会社化。

本社は大阪に移され、舞鶴本店からは「本店」の名が奪われるも、創業の地には「創業店」という名の店が置かれています。そんなトマオニですが、次第に何か変わってるのですよね。たまに岐阜の関店へと行くのですが、

ドリンクバーが導入され、サラダバーが導入され、ロードサイド看板からトマトのおじさんがいなくなり、ファミレス色が強くなってきたなあと思っていたところ。久しぶりに行ったら、また変わっていました。カレーライスバーが導入され、店の半分がガストみたいな明るい店内に!これには驚きました。

だって、残りの店の半分は、まだ「アメリカンファミリーのホームパーティ」のイメージのままなのですから、店の半分はガストで、店の半分はアメリカン。なんだか、完全子会社化されて、次第に元の色が消されて、親会社化していく様子を、少しずつ体感できるといいますか、ああ、M&Aってこういうことなんだな…と。

しかしそれにしても、店内が店の真ん中でズバッと違うイメージの内装というのは、面白いですね。そのうち、店全体がすかいらーく化しちゃうのでしょうかね。入店するとひばりの声が聞こえるようになったりして。

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