記憶遺産へ…注目集まる八百津のせんべい&今週末はグルメが満載すぎる八百津町産業文化祭

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八百津せんべい

ユネスコ世界記憶遺産登録へ

 かつては名古屋から名鉄で行くことができた八百津町。名鉄八百津線は2001(H13)年10月1日に廃止になってしまいましたが、現在も代替のYAOバスが走り続けています。そんな八百津町が今、話題になっています。

 第2次世界大戦中に、独断でユダヤ人へのビザ「命のビザ」を発給して約6,000人の命を救った元外交官・杉原千畝さん。八百津町はその故郷であり、功績をたたえるために造られ1992(H3)年8月に開園した「人道の丘公園」には「杉原千畝記念館」があり、当時の領事館での仕事の様子を再現した展示などがあります。

 その杉原千畝さんに関する資料が、ユネスコの世界記憶遺産登録の国内候補に選ばれており、来年3月にユネスコ本部に申請され、2017(H29)年に結果が出ることになっています。国内候補に選ばれたことで話題になっており、記念館を訪れる人の数が急増しているのです。

 八百津町の特産品といえば八百津せんべい。現在は機運をもりあげようと、ビザのスタンプ焼き印の押されたせんべいなども販売されているとのことですが、オーソドックスな八百津せんべい3種類を買ってみました。

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「みそせん」はしっかり赤味噌風味

 まずは「みそせん」という名のついたのり半月。袋を開けるとしっかりと味噌の風味が漂います。味も、味噌の香りがする程度ではなく、結構な赤味噌具合。「古くより伝承の技術と独自の製法により丹念に焼き上げました。香ばしい焼きたての味をご賞味ください。」とあるだけあって、しっかりとした香ばしさと海苔の風味が混ざり合うなかで、懐かしい甘めの煎餅の味もひきたちます。

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みそせん(恵光堂製菓)

砂糖の香ばしさを感じる「みの焼」

 続いて、人気の1位と2位を争う「みの焼」。こちらは個別包装になっていまして、小麦粉と砂糖、鶏卵と食塩が使われたオーソドックスな素朴な味わいなのですが、砂糖の香ばしさがしっかり感じられる一品です。食感も独特で、軽さもあります。

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みの焼(福盛堂製菓)

これは懐かしい!「ベビー落花生」

 そして、みの焼と1位を争っているのが「ベビー落花生」です。厚みのある甘いおせんべいにまぶされた落花生。よく食べた味ですね。これは懐かしい。紅茶にもコーヒーにも合いますね。甘みはしっかりあるのですが、塩味が感じられるのもいい。

 どれも素朴ですが、素朴だからこそ懐かしいといいますか、加えて食べ応えがしっかりあるんですよね。

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ベビー落花生(恵光堂製菓)

キーワードプレゼントもある八百津町産業文化祭

 これらの商品は、可児市のとれったひろばでも買えるのですが、今週末、八百津町では八百津町産業文化祭が開かれ、八百津せんべいはジャンボ煎餅の実演があるほか、煎茶つめ放題に、農産物・焼き芋販売、野菜に果物に牛乳、五平餅などなど、おいしい特産グルメ満載で、よしもと芸人とご当地キャラのカラミイベントもあるそうです。

 つきたてもちの無料配布や、石川県から焼きイカ、南知多からはえびせん、タコ飯、ゆでダコ、大あさり!敦賀からも揚げ天に焼鯖棒寿司など交流グルメもたくさん。

 また、ラジオを聞いた人だけに先着プレゼント企画もありまして、6日(金)午後6時から、岐阜中濃のローカルラジオ局「FMらら」で放送される「やおつまるごと宝ジオ」で発表される「合言葉」を、産業文化祭の本部で伝えると、先着でプレゼントがもらえるそうなので、行かれる方はぜひ。


↑FMららはこちらから、スマホ・パソコンにて全世界で聞くことができます。

 八百津町産業文化祭は、7日(土)と8日(日)の朝9時から、八百津町ファミリーセンター周辺での開催です。人道の丘公園・杉原千畝記念館とセットで訪れるのもオススメです。

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