このブログでは、いつも年末は記事アクセスランキングを集計しているので、なかなか年末の風景を書くことができないので、年は明けてしまいましたが、大晦日の日記を書きますね~。
これが名古屋の風習だと気づいたのはここ数年のことで、我が実家ではずーっと前から…。
それこそ、自分が物心ついたときからずっと、大晦日はすき焼きと決まっていました。普段はあまり…と言いますか、すき焼きは大晦日だけのメニューという印象を持つくらいで、それは我が家だけのことかと思っていたのですが、調べてみるとどうも、名古屋では「大晦日はすき焼き」という風習があるみたいですね。
最近は名古屋っ子も牛肉でいただくことが多いようですが、名古屋ですき焼きといえばかつては、鶏肉を使い「ひきずり鍋」と呼ばれていました。
今でも、牛肉になったにもかかわらず、すき焼きのことを「ひきずり」と呼ぶ名古屋っ子も多く、それこそが大晦日に食べる理由になっています。
大晦日は、肉を鍋でひきずり倒して、嫌なことを来年にひきずらないようにしよう!という験担ぎなんですね、これは。
それを知って、大晦日のすき焼きをやめるわけにはいかなくなってしまいました。嫌なことはひきずりたくないですからね、やっぱり。
そして年越しそば。自分は、すき焼きと同じく、そばを食べるのも年1回のような気がします。
名古屋だと、きしめんに味噌煮込みうどんにスガキヤラーメンと、麺類はそれらで手一杯で、なかなか蕎麦にまで手が回らないんですよね。
10年前、東新町の職場に勤めてた頃、東京の蕎麦チェーンが近くに店を出して、チラシとか毎朝必死に配ってたのを憶えてるんだけど、今、そのお店のサイトを見たら、北海道から鹿児島まで店舗網が拡大しているのに、愛知・三重・岐阜の東海3県から完全撤退していたでござる。
やっぱり、名古屋をはじめこの地方の人は、他の麺類を食べるのに忙しくて、蕎麦まで手が回らないんよ…。
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いつかは、純系名古屋コーチンの本格的なひきずり食べたいなあ。
コメント
あけましておめでとうございます。本年も各記事やブログ楽しみにしてます。
さて、ツイッターでもコメントしましたが、東京ではというより、蕎麦好きな私としては、蕎麦を年に1回しか食べない、蕎麦チェーンが無いなんてことは考えられません。
まあ、蕎麦、うどん、ラーメンで精一杯で、きしめんにまで手が回らないのでお互い様なんですが。
普通のうどんは愛知では食べるんでしょうか?丸亀製麺のホームページを見ると、愛知にも結構店舗を出しているようですが。
>ネモッチさま コメントありがとうございます。
いつもありがとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
うどんはよく食べますね。きしめんと同類だからでしょうか。
ただ不思議なことに、名古屋のたまり醤油ベースのうどんも、
いわゆる讃岐うどんも名古屋っ子はどちらもよく食べますね。
蕎麦に関してはなぜでしょうね?ただ、名古屋の場合は、
うどんやさんが蕎麦メニューを出していること多く、
食べられないわけではありませんが、
蕎麦の専門店は難しいのは確かだと思います。
名古屋を発祥とする麺類ファミレス「サガミチェーン」が、
かつては「信州そば」という看板を掲げて蕎麦をメインにしていましたが、
蕎麦が出ないのか、全店看板を「和食めん処」に変えたのも、
その傾向を表していると思います。