なぜか中止は足並みが揃った…2つの花火大会

写真
写真:全国花火大会(岐阜市)※2007年撮影

東海3県で、最も規模の大きな花火大会といえば、岐阜市の長良川で開催される花火大会で、その打ち上げ発数は3万発を誇ります。3万発も打ちあがる花火大会は、東海3県では岐阜市でしか開催されません。ところが不思議なことに、そんな大規模な花火大会が、阜市では毎年2回開催されるのです。

しかも、

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2週連続で。その理由について、トッピーネットではこれまで、レポートしてきました。

意地がぶつかり合い火花を散らす岐阜の花火(2006年)

08年も一触即発!-全国選抜長良川中日花火大会(2008年)

簡単に言いますと、これは、岐阜新聞・岐阜放送グループと、中日新聞の意地の張り合いでして、先に行われる中日新聞の花火大会の日には、岐阜新聞・岐阜放送で「岐阜市の花火」について触れることはタブーとされているくらいのことなのです。

ところが。なんと、その2つの花火大会について、同じ4月5日付けで、今年の開催の中止が発表されたのです。

【中日新聞】第55回長良川中日花火を中止

【岐阜新聞】第66回全国花火大会中止のお知らせ

しかも、文面を見るとどちらも、「東日本大震災の影響」としているものの、何が具体的な理由なのかがさっぱりわからないのです。でも、この両社、中日新聞と岐阜新聞が、同じ日に発表とするいうことが、「足並みを揃えた」には、どう考えても思えないわけで、何か、物理的な理由か、もっと大きな力が働いた…としか、考えられないのですよね。

ここでひとつ、気になることが。かつて名古屋市で毎年開催されていた、矢田川の花火大会。あの花火大会は、万博が開催された2005(H17)年、万博関連の警備があり、警察官を花火大会のために配置できない…などという理由で、その年だけ中止…という話でしたよね。しかし、それ以来2度と開催されていません。

岐阜市の、2つの新聞社が意地を張り合ってきた花火大会も、ここ最近は、興行としてはどうだったんでしょうかね。混雑時の警備体制、人の流れ、ちゃんと誘導できていましたかね。ひょっとすると、このまま矢田川のように…なんてことも、あるかも、と思えてしまいます。

まあ今年は、家の中でこんな感じで…どうっすか?

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コメント

  1. tasuya より:

    こんにちは。
    中止ってことは職人さん被災して「花火どころでは無い」・・・とも考えられますけど、本当のところはどうなんでしょう?

  2. >tasuyaさま こんばんは
    そうなんですよね…真相が気になるところです。

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