赤福のイメージキャラクター「赤太郎」はお店では見かけるんだよね

CMは見かけなくなりましたものね

　伊勢名物のあんころ餅のひとつ、有名なのは「赤福」ですよね。やはり、三重県に行くと買ってしまいますし、名古屋駅でも買ってしまう人も多いでしょう。名古屋の人にとっては親しみのあるあんころ餅と言えるのではないでしょうか。

　そんな親しみがある一方で、「赤福のイメージキャラクターといえば？」と聞かれたら、すぐに思い浮かびますか？

　赤福のイメージキャラクター。そうです。かつてテレビCMや伊勢新聞に登場していた、あの首の無いずん胴なお侍さんです。

　そういえば、「あーいたねー！」とビジュアルは思い出されることでしょう。でも、名前は？

　名前は「赤太郎」と言います。一時期、赤太郎グッズが伊勢のお土産として人気となり、赤太郎ストラップが伊勢のお土産売場で目に付くこともあったのですが、例のあの時以来ですね。見かけなくなってしまいました。

　テレビCMも伊勢新聞への掲載も無くなってしまい、赤太郎は浪人になっているのではないか…なんて思っていたのですが。

　三重県の紀北町と志摩市に行った帰りに、やっぱり赤福を買おうと立ち寄ったのは、高速道路のサービスエリア「EXPASA御在所」です。

　御在所のサービスエリアは今から6年前に大リニューアルしており、それまでとは別物といえるものになっています。その2010(H22)年9月に「赤福茶屋」が入っているのです。

　そこで気づきました。店頭には「赤太郎」いるんですよね。

　この御在所に限らず、赤福の店頭のショーケースには「赤太郎」いるんですよね。赤福には「たいらにお持ちください」と書いてある割には、赤太郎の手土産はかなり斜めっているので、きっと赤太郎の持っている赤福は片方に寄ってしまっていることでしょう…。

　そして、立体で見ても赤太郎は首、無いんですね。

　家に帰って赤福を食べるまでが三重の旅。なんでこんなにおいしいんでしょうかね。

　それにしても、EXPASA御在所はすごいですよ。赤福茶屋があるのに、冷凍ショーケースでは「お福アイスマック」売ってますからね。伊勢の赤福と二見の御福の共演ですよ。

　名福餅はさすがに無い。