妖怪ウォッチブームがテレ東の株価にも影響？

放送してるってことが業績にどうか？

このブログに、何度か株主総会のことを書きましたとおり、テレビ東京の株をほんのほんのほんの少し持っているのですが、ここへ来て、テレビ東京ホールディングスの株価が、連日上場来高値を更新して、今日なんかは一時2,000円台をつけています。

一時期の落ち込みからは脱して、実際、スポットCMの回復、視聴率のアップといった要素はあるのですが、この、上場来高値に貢献しているのが、

そうです。あの「妖怪ウォッチ」の人気、と言われているんですね。妖怪ウォッチはもはや社会現象ともいえるほどですが、ただ、テレビ東京は妖怪ウォッチの製作・放送局ではあるものの、実際どの程度、その妖怪ウォッチブームが、テレビ東京の業績に寄与するのかは未知数なところがあります。

今後の、系列局以外への番組の販売、映画の公開と、「第二のポケモン」というところまで妖怪ウォッチが成長して、テレビ東京のアニメは二枚看板と言えるほどまでになれば、業績に大きな影響を与える時がやってくるかもしれません。

でもたぶん、今の時点ではそこまでの長期的な視点ではなくて、妖怪ウォッチ関連銘柄として、連想買いに近い感じじゃないでしょうか。

とはいえ、「上場来高値連日更新ってことは、儲かってるんでしょ？」ねー、左団扇でうはうはー、テレ東株持ってて良かったー！とでも言えたら…いいんですけどね。テレビ東京HDとしては上場来高値かもしれませんが、それ以前、テレビ東京は事業会社そのものが上場していましてね。

テレビ東京の初値は3,350円。(2004年8月）

その後、あの、フジテレビ買収騒動を発端とする、テレビ局の買収を巡る思惑買いといいますか、新日本観光提供のゴルフ番組を発端とするあれこれで、6,230円（2007年3月）までつけてるんですよね。

まあ、株式会社テレビ東京は上場廃止になっていて、株式会社テレビ東京ホールディングスの株と交換されているわけで、そこに連続性もないのは理屈としてはわかるのですが、分割も何もしてないわけですからね、含み損抱えてるんですよ。

含み損抱えた状態で、「テレ東は上場以来、初めて株価が１９００円を超え」なんて報道を見ると、理屈ではわかるのですが、やっぱりカチンときてしまいますね。こちとらテレビ東京をいくらで買ったと思ってんだ！って。

でもまあ、応援する気持ちで買っただけですから、売る気ないからいいんですけど！と強気ぶってみます。6,230円を超える、真の上場来高値を、たのむよ！ジバニャン！