NHK名古屋のオリジナルキャラ「ほっとけん」ハンドタオルで思う全国で唯一の名古屋の夕方

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ほっとけん(NHK名古屋)

3ヶ月連続で行ったのは…

 10月から3ヶ月間、毎月1回、3度にわたってNHK名古屋放送局の放送体験スタジオ「わくわく」を訪れまして、1歳の娘はワンワンやムテ吉、ミーニャ、メーコブに夢中な時間を過ごさせていただいたのですが、それには理由がありました。実は、3ヶ月連続で訪れてスタンプを押すと、「ほっとけん」のハンドタオルがいただけるのです!

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ほっとイブニングのほっとけん

 「ほっとけん」とは、NHK名古屋放送局が放送している平日夕方のニュース「ほっとイブニング」のキャラクターでして、基本的に、愛知県で見ている視聴者に向けてだけ、登場するものです。

 「ほっとイブニング」は、午後6時10分から30分までが愛知・三重・岐阜の東海3県共通の内容、30分からが各県それぞれの内容となっていまして、この「ほっとけん」は、その午後6時30分からの愛知県ローカルの部分にしか登場しないんです。

 1歳の娘は、この「ほっとけん」も大好きでして、アイキャッチで画面に登場するたびに指を差して喜んでいます。

NHK名古屋にはほっとけんのぬいぐるみも

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 NHK名古屋放送局の放送体験スタジオ「わくわく」には、その「ほっとけん」のぬいぐるみもありまして、一緒に写真を撮った娘は大満足。

 NHK名古屋オリジナルの、さらには、愛知県限定のキャラクターが好きとは、さすが、ローカルに生き、ローカルを生業としている父の娘だなあ…と感慨深く思いました。

 いや、全国区のワンワンやムテ吉ももちろん好きなわけですけれどもね。

そういえば地域名が入っていないよね

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 「ほっとイブニング」のハンドタオルを見ていてふと思ったのは、このハンドタオルには「NHK」のロゴや「NHK総合」という文字は入っているものの、「名古屋」という文字は一切入っていませんし、そういえば、「ほっとイブニング」というタイトルにも地域名が入っていませんよね。

 これ、実はかなり特異な例なんですよね。NHKは平日午後6時10分から、全国各地でそれぞれ別のローカルニュース番組を放送しているのですが…。

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 「ほっとニュース北海道」「イブニング信州」「ニュースほっと関西」「お好みワイドひろしま」「ロクいち!福岡」「ニュースブリッジ北九州」…

 このように、どこも番組タイトルに地域名や地域に由来するものが入っているのです。東京でさえ「首都圏ネットワーク」です。

 「ほっとイブニング」などという、汎用な名前がついているのは、名古屋が全国で唯一です。

 かつては名古屋も「ニュースウェーブNHK東海」「こんばんは6時ですNHK東海」と「東海」というタイトルを入れて放送していたのですが…。

 これ、やっぱり、「静岡が入ってないのに東海と言い切るのはいかがなものか問題」の影響なのでしょうかね。

 かといって、かつて名古屋の民放だけが多用していた「この地方」を使って、「ほっとイブニングこの地方」というわけにはいきませんしね。そもそもNHKは、東海3県を指す言葉としての「この地方」を使いませんから。

 結局のところ、愛知・三重・岐阜の3県を指す、しっくりとくる単語がないがゆえに、「ほっとイブニング」というタイトルになっているのでしょうか。

 ところが、午後6時30分から三重・岐阜では「ほっとイブニングみえ」「ほっとイブニングぎふ」として放送されていますが、愛知では愛知県域の時間になっても「ほっとイブニングあいち」にもなりません。

 なので、実は違う理由なのかも。この時間は、古からローカルに決まってるんだから、地域名なんか入れなくてもいいでしょう!というポリシーが、実はNHK名古屋にはあったりして?

 それにしても、番組タイトルに地域名や地域に由来する名を入れていないのが、名古屋が全国で唯一ってのは、すごいなあ。

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