玉龍寺(岐阜・下呂市)
脚本を書くのはあこがれでしたので
このブログなどでお知らせしていましたが、私が脚本を担当したラジオ番組が放送になりました。東海ラジオの「飛騨の俳人・加藤素毛~万延元年つぶやき世界一周」です。幕末に日本で初めて公式に世界一周を果たした船に乗り込み、俳句など短い文と絵で記録をした加藤素毛、
帰ってきてからは、その話をするために日本中をまわり約3,000人に伝えたという素毛のしていたことは、まるで現代のツイッターやフェイスブックのよう。彼の冒険の様子を表現するとともに、それが現代では誰もがやっていることに通じるものであること、
我々がやっていることが、ひょっとすると未来の人にとっては、とても重要な意味をもつことになるかもしれない…。お聴きいただいて感想もいただきまして、ありがとうございます。
お仕事として文章は、もちろんこれまでたくさん書かせていただいてきましたが、物語性のあるものは実は初めてで、しかもそれが脚本ということで、本当にありがたいお話でした。趣味では短編小説や童話を書いてきたこともありましたし、脚本というお仕事にはずっと興味があってあこがれはあったのですが、まさか自分にそういう話がいただけると思ってもみなかったので、小さい頃から好きで尊敬していた脚本家の方の、コラムを血眼になって読み漁りました。
その脚本家というのは、TBSテレビのアニメ「まんがはじめて物語」の脚本を書かれていた首藤さんです。
「世界で初めて○○した人」の思いをどう表現したらいいかそして、どうしたら途中で飽きずに結論まで興味をもってもらえるのか、すごく勉強になりました。以前も読んだことのあるものでしたが、当時はまさか、脚本の仕事を自分がすることになるなんて思っていなかったので、そういう視点では読んでいなかったもので。
首藤さんは故人ですが、こうやってブログやコラムがネット上に遺されていることで、故人から学べるというのも、ネットのすごいところだな…と実感しています。この番組がどう評価されるのかで、今後の仕事の方向性はまた変わるのかもしれません。
結果を出してこその自由業、結果を出せなければ自由業、さあ、どうなるでしょうか。お聴きいただき、ありがとうございました。
コメント
5月25日の放送(飛騨の俳人・加藤素毛)、楽しく聞かせていただきました。私の周りには俳句の好きな人が多くいますが、それらの人の推定30パーセントぐらいは聞いたようです。事前にもう少し宣伝すれば50パーセントぐらいになったでしょう。
内容はさすがプロ、脚本、ナレーションとも上出来だと思います。納得しました。
今後の活躍を祈ります。
>futabaくんさま コメントありがとうございます
お聴きいただき、また、嬉しいコメントをありがとうございます!
そうですね、もう少し放送でも告知していただけたら、
たくさんの方に聴いていただけたのかなあ~とも思いますが、
それは放送局の事情というものもありますでしょうからね…。
放送局の方々、出演者の方々と一緒に作り上げました。
また、こういった機会があるといいなと思っております。
ぜひその際にはまたお聴きいただけると嬉しいです。