ペヤングパクチーマックス(まるか食品)
パッケージデザインのインパクト
関東の方には信じられないかもしれませんが、かつて名古屋では「ペヤング」は長年、CMはたまに流れるものの売っていないカップ焼そばという存在でした。そのためある世代以上にとっては、あまりなじみのない商品名のままとなっています。
ここ最近、かっぷ焼そばは各社ともにインパクトの強い商品を出していますが、今回見つけたペヤングは「パクチーマックス」です。
昨年大流行のパクチー。それがマックスです。さあ、どんな焼そばなんでしょう。パッケージは、色のほとんどついていない麺の塊にパクチーが乗っているだけのシュールな写真なのですが…真実でした。
湯と一緒に流れてしまわない?
2016(H28)年に巻き起こったパクチーブーム。パクチー料理専門店なんていう業態も登場しました。葉物野菜が高騰したこともパクチーに追い討ちをかけました。
ペヤングパクチーマックスに、入っているのは「麺」「かやく」「ソース」のみで、さらにそのかやくはパクチーオンリー。ただ、その乾燥パクチーの細かさが不安に。
乾燥しているから、お湯を入れれば大きくなるだろう…とは思うのですが、これでは、大きくなっても湯きり穴から、お湯と一緒に一緒にパクチーを捨ててしまうことになるのではないか…と思えてしまいます。
ほとんどは大丈夫でしたほとんどは
お湯を入れてしばらくすると、部屋にアジアな香りが充満です。間違いなくパクチーです。マックスです。食べる前からパクチー気分です。
恐る恐るお湯を捨てると…ほとんどのパクチーは大丈夫でした。ええ、ほとんどは。
若干ですが、さよならしたパクチーもいました。そしてやや色の薄い、いつものカップ焼そばとは明らかに色の違うスープとまぜたら出来上がりです、
パクチーの味しかしない!
食べてみますと…。さすがパクチーマックス!パクチーの味しかしません。しかも、作っている段階で香りが充満するほどですから、おもいっきりすするとむせます。
すするとむせる、焼そばとしてはどうなんだと思えるほどですが、パクチーマックスですから仕方ありません。
ソースはあっさり、主張しません。まさにパクチーオンリー。パッケージデザインのとおり、麺とパクチー、そんなカップ焼そばそれがペヤングパクチーマックスです。
コメント