わかめラーメン ごま・しお 三島のゆかり仕立て(エースコック)
「ゆかり」が「わかめ」に入れ替わってるー
文字にすると何がなんだかわかりませんが、「ゆかり」が「わかめ」になっているラーメンがスーパーで売られていました。
実際には「わかめラーメン」なのですが、カラーリングと文字の感じが完全に「ゆかり」なのです。
しかも、名古屋の場合「ゆかり」と言っただけでは、「どっちのゆかり?」とややこしい話になってしまいます。
三島のゆかりを入れるわかめラーメン
今回のゆかりは、海老せんべいのゆかりではなくて、三島食品の赤しそふりかけの「ゆかり」です。エースコックのわかめラーメンが、濃い紫と緑と明るい紫の3色、まさにゆかりのパッケージデザインになっていたのです。
でも、大きな文字は「ゆかり」ではなく「わかめ」。さすがに「ゆかりラーメン」となったら、とんでもない代物になってしまうということでしょうか。
「ゆかり」とは?
三島のゆかりは、縁あるものとして、むらさき草が詠われていることから、紫色を「ゆかりの色」と呼ぶようになったことから、名づけられたのですが…。
「ゆかり」はもともと現在のミツカンが商標を持っていたそうです。ところが、1999(H11)年に厚意でミツカンから三島食品に譲渡されたんですって。ミツカンといえば知多半田の会社。ここにもこの地方に縁があったんですね。
ちなみに、えびせんべいの「ゆかり」は坂角総本家の商品。せんべいとしての商標はこちらが持ってると。「ご縁を大切にする贈りもの」坂角は知多半島の東海市にある会社です。
ゆかりラーメンでいいんじゃないの?
では、そんな「三島のゆかり仕立て」のわかめラーメンです。側面にはしっかり目立つ「ゆかり」の文字も。「国産赤しそ100%使用」です。
かやくとスープを入れると、「あれ?わかめラーメンの割にはそんなにわかめ入ってない?」なんて思ったら大間違いです。
最後に投入するのは「ふりかけ」です。つまりこれが「ゆかり」ですね。カップラーメンにふりかけが添付だなんて、これまで見たことないですね。
3分経過…。蓋を開けると、めっちゃわかめ!さらに、ゆかりをサッサとふりかけです。正直、見た目にはえらいことになった感じがしますが、大丈夫です。
感想ですが。もうほんと、ゆかりラーメンですよこれ。わかめの風味もしっかり、ゆかり風味もしっかり。スープにもゆかり成分が染み出てます。
ゆかり好きにはたまんないんじゃないですかね。ただ当然ですが、ご飯ではなくラーメンなので、ゆかりご飯とは印象は大きく異なります。さっぱり感がありつつも、味濃いです。
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