懐かしい味わいの八百津せんべいにお茶 ちゃんと緑色だしアルミ個包装

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お茶せんべい(伊藤製菓)

八百津と言えばおせんべい

 岐阜県加茂郡八百津町、かつては名鉄八百津線が走っていて、2001(H13)年まではレールバスで行くことのできた山里風景の町です。醸造が盛んな土地柄ですが、特産品はなんといっても「八百津せんべい」。素朴な味わいで人気を集め、可児市や美濃加茂市のスーパーにも常設で売り場が設けられています。

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330人に1つのお菓子工場

 八百津町内には「八百津せんべい」を手がける製菓工場が32もあるそうで、人口が1万人ほどであることを考えると、その多さが際立ちます。330人ほどに対してお菓子工場が1つあることになります。

 以前このブログでも紹介しましたが、そんな醸造文化とおせんべいが融合した地域であることから、落花生、ザラメ、味噌などがおせんべいに練りこまれていたりします。ではプレーンの八百津せんべいはどのようなものかと言いますと、小麦粉を原料としてそこに卵、砂糖などを加えて鉄板で挟んで焼き上げます。

 忍者のかた焼きの堅くないバージョンとでもいいましょうか。だから味も甘めですし、食感もしっかりしています。すると先日、ピアゴ可児店でちょっとオシャレなパッケージの八百津せんべいを見かけました。

気になるお茶せんべい

 その名も「お茶せんべい」。伊藤製菓の製品です。八百津せんべいであることは書かれていません。お茶が全面です。「山里の清浄な大気の中で育まれたお茶の香り」「ほんのりお茶の香ばしさ」とあります。

 八百津町のある加茂郡は白川町・東白川村お茶も有名ですからね。ただ、そこの産地のものを使っているのかどうかはわかりませんが。

 ただ気になるのは、ほんのりのお茶加減で八百津せんべいの風味に食い込めるかという点です。八百津せんべいは結構独特なところがありますからね。

お茶の香りも味もしっかり!

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 香りが逃げないようにとアルミの袋で包装されたお茶せんべいを出してみると…ちゃんと緑色をしています。そして、しっかりとお茶の風味。甘さといつものおせんべいの風味に加えて、お茶要素しっかりです。

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「食べる茶葉入り」とも書いてありますから、結構なお茶具合ということですね。これはいいですよ。

 ただ、これを食べながらお茶を飲むと、お茶過剰になっちゃいますかね。

交告製菓 八百津せんべい「生姜入り せんべい」 1袋145g

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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