昨日、平成19年度が終わるとともに、三重テレビの朝の情報番組「おはよう三重」が終わりました。いや、おはよう三重が終わったと言うよりも、三重テレビが朝の番組制作を放棄したと言った方が正しいかもしれません。
終了を知った際の日記に、スポンサーも少なくなって…と書きました。確かに番組自体のスポンサーは減っていました、しかし、番組内にある天気予報には全てスポンサーが付いていましたし、パブのコーナーもありました。
なんだか、「おはよう三重」の終了には、何か違う理由があるような気がしてなりません。もちろんそれは、単純なコストカットかもしれません。
私は三重県民ではないので、三重テレビの視聴者と言えども、あくまでも傍観者でしかなく、おはよう三重が無くなることで生活に実害があるわけではないのですが、三重県民にとっては、県民のための朝の情報番組を失うことになります。
私が三重テレビを見るようになって20年以上が経ちますが、三重テレビはこれまで、全てが右肩上がりでした。局全体の放送時間もそう、番組制作の数も時間もそう、常に増えて成長してきました。
それがこの春…12年近く続いた「おはよう三重」も、20年半続いた「伊勢路たべある記」も姿を消しました。
何か、三重テレビの中で大きな動きがあるのでしょうか。ただの視聴者としても、そんな印象を受けてしまいます。ここ最近の三重テレビはとても頑張っていましたし、何より、見ていて楽しい番組が多かったので、寂しい限りです。
そして今週、4年近く続いた看板番組「ワクドキ!元気」も終了です。これにはまた、特別な思いがあるので、改めて書きたいと思います・・・。
コメント
昨日新しくなった7時台を見てみました。今までブルームバーグで三重テレビはCMが放送されることがなかったと思いますが、7時台に富士ゼロックスが1回放送されてました。
エムっとくんダンスが放送されている番組には、おはよう三重から続いてぎゅうとらがスポンサーでしたね。
確かにおはよう三重も、もちろんワクドキもスポンサーに困っていたという雰囲気ではなさそうですし・・・。4月ですし人事異動で番組編成方針や番組制作方針が変わったのかも知れませんね。
もしかして・・・岐阜放送に刺激されて新社屋建設のための支出対策?ってことはありませんよね。
>ロバうま さん
ブルームバーグってぎふチャンでも放送されていて、あちらも十六リースかどこかがスポンサーについていましたよね。
ワクドキ!元気は、すごく背伸びをしていた印象は確かにありました。名古屋からの中継や長島からのステージ中継なども、昔の三重テレビと比べたら信じられないくらいの予算を使っていたことでしょう。
ちょっと、息切れなのかもしれませんね。
びわ湖放送やKBS京都のように、総務省に対して「デジタル中継局の自立建設困難」という申し出をしているところに比べたら、三重テレビはまだ良い方なのかもしれません。
ただ、岐阜に刺激されて…はなさそうですね。三重テレビに限らず三重県の人って、岐阜県に全く関心を持っていませんからね…。
管理人さん、僕のコメントに対しての返事ありがとうございます。
びわ湖放送やKBSはそんな状況だったんですね。っていうかそう思うとテレビ局にとってデジタル放送時代突入が大打撃に思います。まあ中継車1台にしても、スポーツ中継等に使用する大型中継車は技術系プロダクションから借りるテレビ局もあるようですし。
一部噂によると、山間部など電波が届かないところはスカパー!みたいな措置をとることも検討中らしいです。
>ロバうま さん
特に北海道のテレビ局なんかは、デジタル化で100億円以上の経費が必要だそうですからね。テレビ局が何と言おうとも、国策ですから仕方がありません…。
ちなみに、山間部などのデジタル放送難視聴地域への衛星再送信計画については、現状は独立U局は除外なのでKBS京都やびわ湖放送がその計画に乗っかることは無いと思います…残念ですが…。
何時もおはよう!三重を見ていた僕としては終わった事が今でも信じられない気持ちでいっぱいです。それから4月からスタートした、とってもワクドキ!におはよう!三重から出ていたスポンサーが新たに加わり、夜中の中日ニュースにもおはよう!三重のスポンサーが加わり何だかかなり生まれ変わっていたんで、びっくりしました
>いてまえ さん
改めて記事として書くつもりですが、
この春の三重テレビは原点回帰と言いますか、
「ちょっと立ち止まってみた春」という印象ですね。
営業的にも編成的にもいろいろあったのでしょう…。