東京は魔法の国でした

先日、mixiのマイミクさんたちと東京へ行ってきました。現代日本。東京はただ人が多く住んでる都会なだけで、名古屋と規模が違う程度、利便性や暮らしの環境にそれほど差は無い思っていました。

しかし今回、東京と名古屋の違いをまざまざと見せ付けられました。まるで東京は魔法の国のようでした。何がそんなに名古屋と違うのかと言うと、このカードの存在です。そう「Suica(スイカ)」です。

このカードはJR東日本が発行しているいわゆる電子マネーなのですが、なんとこれで、首都圏全ての鉄道やバスに乗ることができてしまうのです。しかも改札を通るときは財布に入れたままでOK。改札が苦手な左利きの私にとってはこんなにラクなことはありません。

さらにスイカは、デパートやスーパー、コンビニの支払いも可能ですし、携帯電話やクレジットカードにプラスすると、改札を通る際、残高が一定金額を下回ると、電子マネーに自動的にチャージされるという優れもの。

つまり東京では、おサイフケータイをモバイルSuicaにすれば、全ての電車やバスに携帯電話で乗ることができ、さらにお店での買物、自販機での買物、コインロッカーもsuicaひとつで利用することができてしまうのです。

金銭感覚が鈍くなりそうではありますが。あまりの落差に正直、泣きそうになりました。

一方、われらが名古屋にも一応似たようなカードがあります。「toica(トイカ)」これはJR東海の電車に乗れるだけです。利用価値はたったそれだけです。東京では魔法のようなカードであるSuicaも、名古屋に持ち帰ればトランプのようなただのカード。買物もできなればバスにも乗れず、なんとJRにも乗れません。魔法は首都圏でしか効かないのです。

これってもし、モバイルSuica所持者が東京から名古屋に転勤したら相当驚くでしょうね。全く何にも使えないのですから。計画では、名古屋が今の東京のようになるのは早くとも2010年以降・・・。

何この格差。

そしてSuicaのCMは泣きそうになるくらいせつなくてカワイイ。もうね。ペンギンのカワイさといい、ストーリーといい、最高のセンスです。一方で、名古屋版SuicaであるtoicaのCM。JR東海のセンス・・・名古屋のセンス・・・違う意味でこれまた泣けます。やっぱり、名古屋は名古屋・・・か。

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