さて、佐布里池の梅を見たあと、もうひとつ梅が有名な、名古屋市緑区の大高緑地公園へと向かいました。大高緑地公園は、愛知県営の都市公園で、桜や梅の木がたくさんある他、ベビーゴルフ、野球場、多目的広場を兼ね備えています。
まず、やはり梅を見に向かいました。佐布里池とは対照的に、赤や桃色の花びらをつけた梅の木が多く、鮮やかに色づいていました。こちらには梅の木が約400本ありまして、池の方から見ると、白色の梅と、色づいた梅が混ざりあっていました
▲色が鮮やかな、大高緑地の梅。もう終わっちゃってますね…。
長い階段を登っていくと、そこにはゴーカート場があったのですが、これが自動車学校みたいなんです。ゴーカード場というと、単調なコースをぐるぐる回るというイメージなのですが、ここのゴーカート場は、踏切やら信号機やら一般の道路みたいになっているところを、ゴーカートで走るというものなのです。
しかも、信号機を見ると本物で、位置が低いせいかデカく感じました。リアリズムを追求しているようで、自動車学校でも作り物が多いなか、歩行者信号までもが本物でした。私は幼い頃、信号機・道路標識好きでもあったため、地元の交通公園には良く行ったのですが、そこは、ここと同じように自動車学校みたいになっているところを、自転車で走るというところでした。
▲ほら、信号機ホンモノ。ちょっとわかりにくいかな。
「こういうところを、ゴーカートで走ってみたいなぁ。」
当時は、ずっとそんなことを考えていました。今、この歳になって、ようやく念願かなってこういった場所を見つけるとは!
ひょっとして乗れるかな~、と覗いてみると、小学3年生から中学3年生までしか利用することができないとのこと。
▲踏切もあります。でも電車はさすがに来ません。リアリティーが…。
「うわー乗れないのか~。俺こういうの、小さい頃から、乗ってみたかったんだよな~。」
と残念がっていると相方が、
「小さい頃、こういうところに来たかったのは、運転してみたかったからでしょ?今はもう散々本物の車運転してるのに、なんで乗ってみたいの?」
と言うので、こう言いました。
「こういうリアリティーを追求した交通公園で、ゴーカートに乗ってみたかったんだよね~。」
しかし相方の反応は鋭かった。
「リアリティーって言うなら、車運転すればいいじゃん。」
その通りなんだけど…ね。幼心が戻ってきたというか…。あの頃だったらそう思っただろな…。という感じでそう思っちゃったんだよね。
ただひとつ言えるのは、私が本当に幼い頃、この公園と出会っていたら、たぶん親に、しょっちゅう「連れてけ!連れてけ!」とせがんだに違いありません。まぁ、親にとっては私が当時、大高緑地を知らなくてよかった、という感じなんだろうな。もしや?夢中になるだろうから、と、策略的に大高緑地を避けていたのかも!?
▲さくらも有名なので、お花見シーズンも人出がありそうですね。
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