「希少糖ソーダ・国産梅」(伊藤園)
少ないっていう名前の糖なんですね
少し前に、夕方のニュースアンサーで、「希少糖」の特集が組まれていまして、ずっと気になっていたのですが、それを大々的に謳った炭酸ジュースがあったので、買ってきました。
希少糖とは、その名のとおり、通常ではその存在が少ない糖のことを指すのですが、今回商品化されていますのは、D-プシコース。これまでの、カロリーオフだとか、カロリーゼロといったジュースには、人工甘味料が使用されていましたよね。代表的なのはアスパルテームでしょうか。
それら人工甘味料の体への影響ということがたまにとりだたさせているのを目にしますが、自分の場合は、それはさておき、人工甘味料の後味が苦手なのですよね。
なので、カロリーオフのジュースを飲むくらいなら、飲む頻度を減らして、普通のジュースを飲むようにしていますので、ジュースを買うときには必ず、原材料名にカタカナの人工甘味料がいないかを確認しています。今回の希少糖は、人工甘味料ではありません。
このD-プシコースは、砂糖の7割ほどの甘さがありながらもカロリーがゼロ、しかも血糖値上昇の抑制効果もあるとのこと、何より、天然由来成分ですからね。肝心なのは、その味です。さっそく、飲んでみたのですが…。
伊藤園の希少糖ソーダ・国産梅、梅の味がしっかりしすぎて、おいしい梅のソーダではあるけれど、希少糖の味ってのはわかりませんでした…。あ!それでいいのか!
砂糖と変わらないわけだから、特別な味がしないことがいいことなのね。人工甘味料はいかにも人工甘味料の味であって、砂糖の代用にはならないですものね。香川大学が大量生産への道筋をつけたことで、今や香川県では、この希少糖をうどんに次ぐ稼ぎ頭として、考えているみたいですね。
実際、うどんのつゆの砂糖を希少糖に変えているお店も、香川県にはもうとっくにあるそうです。砂糖と同じ味なのに、カロリーゼロで、血糖値の上昇も抑える、これはすごいことです。ただ…大量生産に成功してしまったら、もうそれって「希少」じゃなくない?
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