外食・中食は情報戦の戦場だ

140724

国産鶏から揚げ弁当(とり厨房CocCO)

書いてある意味・書いてない意味

大手ハンバーガーチェーンのチキンナゲットに、中国の工場によって、期限切れの肉や、床に落ちた肉、変色した肉が混入していたというニュースが大きく取り上げられていますね。あるコンビニのナゲットにも使用されていたとか。以前から言われていますが、外食や中食で使われている鶏肉、中国からやってきている率がとても高いんですよね。

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その大手ハンバーガーチェーンのサイトには、原産地情報としてチキンナゲットは「中国」とはっきり書いてありますからね。知らなかった、と言っても、それは知らなかった側の責任ということになります。中国産を信用するかしないかは個々の問題ですが、私は基本的に食べたくないので、それを前提に話を進めます。

外食・中食で使われている鶏肉に、大量の中国産が入ってきているということを認識してしまうと、いくら鶏のから揚げが大好物であっても、産地表記の無いお店でから揚げを頼むのはかなり躊躇します。

スーパーの惣菜売場で売られている鶏のから揚げには、一部を除いて産地はほとんど書かれていません。書いてないということは、中国と考えておいた方が無難だということです。

実際、スーパーの唐揚げ弁当でも、その一部、国産を使ったものにはちゃんと「国産から揚げ」と書いてありますし、今回買った、デパートの弁当にも、「国産から揚げ弁当」という表記がしてありました。常識的に考えて、国産鶏を使ったときは、必ず「国産」と表記したくなるでしょうし、書いてないということは国産でないわけです。

最近では、大手弁当チェーン店も、唐揚げはフィリピン、アメリカ、日本、イタリアンファミレスも手羽はタイだったりと、脱中国に向かっている商品もあります。中国ではない材料を使っている場合にも、国産でなくとも、サイトの産地表記に国名が書いてあることが多くなりました。

ところが、そういった店の産地情報ページでも、書いてない品目があったりするんですよね。「あれ?このメニュー、タマネギも入ってるはずなのに、タマネギだけは産地は書いてないね?」そういう場合も、大抵が中国です。書いてないものは中国と考えておけば、リスク回避の目安となるでしょう。

大手の外食・中食は、情報戦の戦場です。

中国食品を見破れ スーパー・外食メニュー徹底ガイド

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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コメント

  1. 通りがかり より:

    この1週間で唐揚げ好きには大逆風ですなぁ。
    この中国の件といい、例の幼女の事件の報道で「唐揚げ好き=犯罪者」みたいなミスリードされるしで・・・

  2. トッピー@管理人 より:

    >通りがかりさま コメントありがとうございます

    話題になっている「唐揚げ弁当ばかり食べていて気持ち悪い」は
    10年前の別の事件のものを、ネットで誰かが、
    まるで今回の事件絡みかのように拡散したものですね。

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