瑞浪ボーノポークのソーセージ
瑞浪市のイメージと言えば?
岐阜県の東濃地区というのは、イメージの強い自治体ぞろいでして、今やリニアの中津川に、栗きんとんの恵那、どんぶりの土岐に、美濃焼の多治見と、ぱっと印象が思うかぶわけですが、そのなかで、あそこって何があったっけ?と言われがちなのが瑞浪市ですよね!
という話をラジオでしましたら、「化石があります!」ってお叱りのメールをいただいたことを思い出しました。
そんな瑞浪市で今、注目なのがブランド豚です。この豚、特殊な能力があるというのです!
その名も瑞浪ボーノポーク
今回いただきましたのは、瑞浪市のブランド豚「瑞浪ボーノポーク」のソーセージです。ブランド豚って言ったって、そんなの今時どこでも結構あるでしょ?と思ったら大間違い。この豚、すごいんです。
瑞浪ボーノポークは、2010(H22)年11月に開発された「ボーノブラウン」を交配して生産されたブランド豚でして、このボーノブラウン、なんと「霜降りの割合を増加させる遺伝的な能力」を持っているのです。
生まれながらにして、霜降りの割合を増加させる能力を持つ豚。まさに豚まっしぐら。
しかも厳しい認定基準
さらにこの瑞浪ボーノポークには認定の基準があります。なんと、1頭1頭の霜降り割合を数値化。霜降り割合判定表で「2」以上にならないと、瑞浪ボーノポークには認定されないというのです。
霜降りの割合が一般的な豚肉の約2倍という瑞浪ボーノポーク。え…でも…、霜降りが多いってことは、脂っぽいだけじゃないの?と思ったら、これが違ってました。
旨味成分と甘みの違いがソーセージでわかる
瑞浪ボーノポークは、肉の旨味成分と脂の甘みが強いんですね。なので、脂っこさを感じることはありません。今回、炒めたキャベツと一緒にパンに挟んで、ケチャップとマスタードでホットドッグにしてみたのですが…。
すごい。ソーセージの旨味が、ケチャップに負けない…どころか、勝ってしまうほど。ジューシーで香りと甘みの違いがはっきりとわかります。ソーセージでこの違いがわかるわけですから、これ、とんてきなんかにしたら、どうなっちゃうんだろう…。
瑞浪といえば豚肉!というイメージの時代が、近いうちに来るかもしれませんね。
それにしても、ほんと、食べられるためだけに生まれてきたような豚さん…ですよね…。おいしくいただきましょう。