日清の名古屋発台湾まぜそば
登場から10年の「名古屋めし」
結構前からある商品なのですが、言わなければいけないことがいっぱいあることがよくわかる、日清食品の冷凍台湾まぜそばを買ってきました。「台湾まぜそば」とは、今から10年ほど前に名古屋で誕生した、台湾ラーメンのまぜそば版です。すっかりいわゆる「名古屋めし」のひとつとして地位を確立しています。
台湾だけど台湾じゃなくて名古屋だからね!
今回はそんな「日清の台湾まぜそば」です。台湾まぜそばは発祥店のイメージが非常に強いためあえて「日清の」と前置きしているのでしょう。そしてもう名古屋では言わなくてもわかることなのですが、台湾という名前が付いていても名古屋名物です。ですが日清は全国区企業。「名古屋発」という文字と金鯱のイラストが拝されていて、名古屋色を強く押し出しています。
説明多いな
「挽き肉・ニラ入り」の文字も名古屋っ子にとっては蛇足に思えます。名古屋で台湾といえばそれが当然のことなのですから。でも全国区企業にとっては「言わんでもわかるやら」は通用しません。
そして「魚粉がきいた辛うま醤油味」。台湾まぜそばをいかに短い文章で説明するかが凝縮されています。「たまご1つでさらにおいしい!」って、卵を落とさないとかあり得ないんですけどね。
まあとにかく、「名古屋の台湾まぜそば」をご存じない方への説明の多さよ。
便利でおいしいがねこれ
作ってみましたが、これは便利。レンジで温めて卵を落とすだけですからね。もちっとしたストレートの極太麺がさすが日清。これが冷凍レンチンですぐ食べられる、さすが日清です。魚粉と味の濃い醤油味とニラと挽き肉とにんにく。間違いのない味です。
しかし改めてパッケージを見ると、「名古屋発・台湾まぜそば」って、名古屋を出発してどこに向かうんでしょうかね。
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