CMのあとはシネマクルーズ?

写真:イオン各務原ショッピングセンター(岐阜・各務原市)

先日、出先のテレビで、ぎふチャンテレビ「ランチタイムニュース」を見ていましたら、神保アナウンサーの口から「え?」と思う一言が。「CMのあとは、シネマクルーズです」

シネマクルーズといえば、三重テレビで放送されている、この地方では貴重な存在である映画紹介番組。なぜ?ぎふチャンで?同じタイトルで別物?

と思っていると、CM明けにはいつもの三重テレビのシネマクルーズのオープニング映像と、釣りバカ日誌の出演者インタビューのみを流し、コーナー終了。

なるほど。

三重テレビのシネマクルーズといえば、事実上ワーナーマイカルシネマズの番組。

これまでは津、桑名、鈴鹿にしかなかったマイカルの映画館が、イオン各務原内にもオープンしたことで、ぎふチャンでも流れることとなったのでしょう。三重テレビ制作番組の素材がそのまま岐阜で流れるとは、なかなか大胆です。

それにしても、この三重テレビの「シネマクルーズ」は不思議な番組です。

三重テレビの映画紹介番組の歴史は古く、さかのぼると、土見やすふみさんの「週刊シネボックス」に辿りつくのですが、その話をし始めるとうれしはずかし思春期話になってしまうので置いておいて…。

出演しているのは、映画のおねえさんこと松岡ひとみさんと、三重テレビの栗山朋子アナウンサー。

普通なら、解説者と聞き手という形に落ち着いてしまいそうですが、栗山さんはアナウンサーながら、三重テレビのサイトに映画のコーナーをもつ、かなりの映画通。バトルトークと言ったら言いすぎですが、妙な駆け引き感のあるトークが、絶妙なコンビネーションを生んでいます。

さらに不思議なのは、たった15分の番組で内容も盛りだくさんなのに、映画とは無関係なお菓子を食べるコーナーがあるということ。でも、そのコーナーがあることで、松岡さんと栗山さんの人となりが垣間見えたり、微妙なやり取りがあって、番組に親しみを感じることができます。

もちろん、映画館がスポンサーみたいなものですから、なかなか辛口トークはできないのでしょうけど、2人が表面には出さない本音を読み解けるようになれば、シネマクルーズ通と言えるのでしょうね。

私はまだまだ読み解けない・・・。まだまだ修行が必要のようです。

シネマクルーズは、毎週土曜の23時30分から放送されています。(三重テレビ)

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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