ありふれた日常にあり得ない動物

このトッピーネットをご覧いただければすぐわかると思うのですが、私はネコ好きです。自分なりに「ニャースケ」というキャラクターも描いていますし、自分はネコに性格が似ていると思っているので、ニャースケを自分として使っているページもあります。

しかし一緒に暮らしているのは犬で、ネコと実際に接した経験はわずかです。その昔、アルバイトをしていたお店によく野良ネコがやってきていたので、休憩時間に一緒に遊んだりしましたが、それでもそんなにネコのことを知っているわけではありません。

ちょうどそんなアルバイトをしていた、今から11年ほど前にネコのアニメが放送されていました。私は当時からネコ好きだったので、ネコのキャラクターモノにも目がありませんでした。

先日ふと部屋の掃除をしていたら、当時録画したビデオテープがあったので久しぶりに見てみることにしました。

そのビデオは、CBCテレビ(TBS系列)で放送されていた「みかん絵日記」。少年がオレンジ色のネコを拾い、飼うようになるのですが、そのネコは喋ることができるネコだった。というストーリーです。アニメを見た限りでもこの「みかん」というネコの性格は実に面白い。

プライドは高くて、自信過剰なんだけどおっちょこちょいで甘えん坊。それがたまらなくカワイイ。これを見ていると本当にネコが飼いたくなってしまいます。でも、実際のネコはやっぱり違うのかな…。

しかし、ウチの犬は別のマンガに出てくる犬にそっくりだし、やっぱりこのみかんも、原作者が飼っているネコがモデルになっているのだとしたら、ネコってそんなものなのかなー。それなら絶対将来飼いたい。

動物の擬人化。私はこのテのアニメが大好きでした。もちろんトムとジェリーは外せませんが、山ねずみロッキーチャックとかガンバの冒険、のらくろやホワッツ・マイケルなんてのもありましたね。ホワッツ・マイケルは…ちょっと違うな。

でも、やっぱり私の根底にあるのは「ど根性ガエル」ですね。これは私が生まれるよりも前の作品です。今でも時々ビデオを引っ張り出して見ることがあります。

もちろん主人公のピョン吉は大好きなのですが、それよりもこのアニメは、風景がとても魅力的です。舞台は昭和30~40年代の東京・下町、自然や古い街並みが残っていつつも、高度経済成長に伴い開発の波が押し寄せている、そんな感じが、自分が幼い頃の名古屋郊外を見ているようで切なくなります。

「昔はよかった」ばかりを言っていると、嫌なオヤジになりそうなのでこの辺でやめておきます。それにしても、サザエさんとかは別にして、最近のアニメでありきたりな日常を舞台にしたものって少ないですよね。

そんなことないって?日常が舞台でなおかつ、動物が擬人化されたアニメがあるって?

どれどれ…。

「とっとこハム太郎」か…。

ハーモニカみかんちゃん

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