地デジの三重テレビの電波はどこまで?

写真

先日、三重テレビのタイムテーブルを手にする機会がありまして、ふと見るとそこには、三重テレビの電波が届くエリアが地図上に描かれた「サービスエリア」のマップが載っていました。

かつての、アナログ時代のサービスエリアと同じく、

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地デジになった今も、愛知県の尾張は全域カバー、三河についても豊田、岡崎、蒲郡、豊橋、田原と、主要エリアはほぼカバーしている図になっています。さらに、岐阜県についても、羽島、岐阜、各務原、可児、多治見となっていて、

「三重テレビの放送エリアは三重・愛知・岐阜の伊勢湾環状帯」という文言も、

アナログの頃のままです。実際のところ、三重テレビに限っては、デジタル・アナログ共同アンテナを、日本で初めて採用したこともあり、海面からの水蒸気による障害が発生することがごくまれにはありますが、三重テレビの地デジの電波はアナログの頃以上に受信しやすくなっています。

それでもこのサービスエリアは、かなり甘めになっているとは思いますけどね。

ただひとつだけ。アナログの頃に比べて、ダメになったことがあります。それは、一部のケーブルテレビで、三重テレビを視聴していた家庭です。

特に岐阜県内は全滅。かつてアナログ時代には、羽島市や岐阜市などをカバーする「CCN」、各務原市をカバーする「CCNet」、可児市をカバーする「CTKケーブルテレビ可児」、多治見市をカバーする「おりべネットワーク」これら全てで、三重テレビは配信されていました。

しかし地デジでは、岐阜県内の三重テレビ再送信が、一切認められなくなってしまったのです。

電波の受信環境はこれまでと変わらず、これらの岐阜県の地域でも、多くの場所で三重テレビは受信できるはずなのに…です。

別に、無理に広げてとは言いませんが、せめて、アナログの頃と同じようにしてほしいなあ。どこが阻止してるんだろ。

ちなみに。三重テレビのタイムテーブルには、こんなマークが!

写真

そうです。アナログ時代のチャンネルである「33」のマークが、いまだに入っているのです。

実は三重テレビ、アナログ放送を終了して「33」チャンネルではなくなったものの、社章は今でもこの「33」マークのままなのです。このマーク、センスありますものね。ぜひこのまま、「3が重なるテレビ」だから「33」ということで、長く使い続けて欲しいな…と思います。

テレビの放送画面の右上に出るウォーターマークも、「MTV」よりこの「33」の方がいいなあ。

おすすめリンク
いつだって元気/Happy Pearl March

あえて今聞きたい、元祖エムっとくんダンス「ハッピーパールマーチ」。あっちの方が、三重のダンスって感じで、歌詞が良かったよね。

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コメント

  1. 樋口正孝 より:

    おはようございますTOPPYさん。別記事への投稿ではご挨拶も入れていませんで申し訳ございませんでした。
    ところで、radikoでもそうですが、地デジでのエリアの限定という対応はどういった理由があるのでしょうか?
    別の記事でも書いておかれましたが、アナログの時代は自分の放送局の電波がどこまで届いているのかを調べていたこともありますよね。遠くまで聞こえていることを誇っていたりすることもあったかと思いますが…。
    民放はCMが入っているのでまずい、ということでしょうか?素人的に考えると、たくさんの人に聞いてもらった方がうれしいと思うのですが…。(でも、エリア外の人にCMを聞いてもらってもあまり意味がないのかな?)
    では失礼いたします。

  2. >樋口正孝さま コメントありがとうございます
    radikoに関しては、あくまでも法律とは関係の無いところで、
    業界が独自でエリアを制限しているだけですし、
    ケーブルテレビの再送信に関しても、同業者の話し合いに
    よってエリアが決まるところがほとんどで、
    これらに関しては完全に縄張りというところがありますが、
    電波は法律に則って免許で定められた発射の方法で、
    エリアを確保するものですから、その定めにおいて、
    遠くまで届くことを誇りにしてもいいということになりますかね。
    ただ、地デジ化によって、意図的に?なのか、
    地デジは電波の帯域が少ないがために意図せず?なのかは
    わかりませんが、
    本来のエリア外では混信によって見られないということが
    多くなりましたね。

  3. &YOU より:

    ご無沙汰しております。
    デジタルになって、三河地区のケーブルでも配信停止になっているところがあるのですね。
    岐阜県はともかく、愛知県の場合どこが配信を阻止するのでしょうか?
    で、再送信が認められる、認められない地域の線引きはどこにあるのか?
    今、実際に直接受信できるエリアはどのあたりまでなんですかね。
    アナログ時と比べて範囲変わったかな?
    ケーブルの普及もあるのでしょうが、名古屋で津に向けているアンテナが少なくなったような気がするなぁ。
    TOPPYさん三重テレビの現状・未来について是非語って下さい。

  4. >&YOUさま コメントありがとうございます
    難しいところですね。そのあたりはまさに政治ですものね。
    三重テレビは、
    中日グループであるメリットを享受できる一方で、
    グループ内での調整もあるために単独での動きが
    100%何でもできるわけではない、
    という部分もありそうですよね。
    あくまでも推測ですけれども。
    電波に関しては、アナログ時代は中京の混信が
    最大のネックでしたから、
    そのあたりは地デジ化で払拭でき、
    受信しやすくなったと思います。
    私はこれからも、三重テレビが大好きな一視聴者という立場で
    応援し続けていこうと思っています。

  5. &YOU より:

    TOPPYさん返信ありがとうございます
    兵庫県域局のサンテレビは、御承知のように大阪府でもほぼ100%直接受信できることから、殆どの家庭で神戸方向へもアンテナが建っています。
    翻って愛知県における三重テレビの場合、たとえ楽々受信エリア内であっても、わざわざアンテナ建てて視聴しようとはならず、在名局で充分のような感じが多くて、とても残念です。
    名古屋でも、もっと普通に三重テレビを見るようにならないか、なれないかと思うのです。
    TOPPYさん、三重テレビへの要望・期待ありますよね。

  6. >&YOUさま コメントありがとうございます
    三重テレビへの要望ですか。
    ただひとつあるとすれば、本文中にもありますように、
    アナログ時代に再送信されていたケーブルテレビでは、
    地デジも流して欲しい、ただそれだけです。
    具体的には可児もしくは多治見で…。

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