【続報・予備免許が交付されることが明らかになりました】
13.10.25付「インターFM名古屋に予備免許・来年4月開局で電波は東山タワーから」
写真:エフエムインターウェーブ(東京・港区)
会社破綻により放送を終了した名古屋のRADIO-iが使っていた、周波数FM 79.5MHzは、ずっと空いている状態が続いていましたが、昨年10月、かつてのRADIO-iのキー局であるInterFM(インターエフエム・エフエムインターウェーブ)が突如、名古屋に進出するという発表を行いました。
当時の記事「InterFMが名古屋に新FM局を開設へ」
その際InterFMは、「2013(H25)年5月から7月頃に、総務省に開局を申請する予定」とのコメントを出していました。いざ蓋を開けてみたら…やっぱり!
申請されていました。
今日、総務省から「地上基幹放送局の免許の有効期間満了に伴う再免許申請
及び新たな免許申請の受付結果」が発表になりました。それによりますと、195社から申請があり、そのうち194社が、これまでの放送を引き続き行うための再免許申請、1社だけ、新たな免許申請があったのです。
それこそ、InterFMによる、「名古屋地区を中心とする外国語放送を行う超短波放送の新たな免許申請」です。
これが実現すれば、会社破綻により、2010(H22)年9月30日に閉局したRADIO-iが行っていた、名古屋発の外国語放送が、InterFMによって復活ということになります。周波数の割当は、以前のRADIO-iと同じ79.5MHz。何事もなくスムーズに事が運べば、10月下旬には予備免許が付与され、そこから試験電波発射、本免許へと手続は進むものと思われます。
皮肉にも、RADIO-iが破綻したことで法改正が行われ、ひとつの放送局が複数の電波を発射することが可能になったのですが、東京のキー局が、そのまま名古屋地区への免許を申請、ある地区の放送局がそのままの形で隣接すらしていない他の地区へも進出という前例は、これまでありません。
しかも、外国語放送という特殊な免許であるため、放送内容が東京のInterFMと同じになるのか、名古屋で番組を作るのか、放送局名もInterFMなのか、どこから電波を出すのか…疑問はたくさん湧いてきます。
ただひとついえることは、総務省が申請を受理したわけですから、現実味が一気に増したということですね。名古屋のFMラジオ、ダイヤル79.5から再び、外国語あふれる放送が聞こえる日は、そう遠くないのかもしれません。
しかしです。言ってみればこれは、例えば、潰れたラーメン店の跡地に同じようなラーメン店を出店するようなものです。よほど、新しいラーメン店に自信があり、なおかつ儲かるラーメン店でなければ、これがまた大きなひとつのトリガーになりかねません。
名古屋に進出したばっかりに…では元も子もありません。理想を追い求める放送もいいですが、長く続く放送を期待したいです。わが国の放送史上で唯一、民放ラジオ局を失うという体験をした名古屋っ子。その名古屋っ子にとって待望の新FM局となります。
かつて破綻したRADIO-iの放送が、理想を追いに追い求めた放送局だっただけに、求めるハードルはかなり高いでしょうね。RADIO-iが追い求めた理想については、こちらの記事をどうぞ。
そういえば、InterFMといえば、朝のワイド番組「BARAKAN MORNING」を担当されている、ピーター・バラカンさんが社の執行役員についていらっしゃいますが、来週の土曜日、17日に名古屋の金山で、「ピーター・バラカン出前DJ in 名古屋~What is Funk」なんてイベントを催されるのですね。
もう着々と、名古屋進出作戦打ち始めてる?東京への対抗意識を燃やしたり、張り合ってみたりしますけど、なんだかんだ言って、東京に憧れ満載の名古屋っ子を虜にするならやっぱり、これでしょ。
「東京のラジオが名古屋で聴ける!それがInterFM79.5」
どう?
コメント
気になって検索してここにたどり着きました。
ビックリです。駄目かな~?とちょっと諦めかけていたのですが。
申請が通ったという事、これからスムーズに進んでいく事を願いたいです。
周波数に関しては79.5を使うので問題ないでしょうが、経営面がどうかですかね?
送信所もどこになるのやら・・・
東山タワー?三国山にまた建設?いろいろと考えさせられます。
噂ではInterFMの人達が名古屋に来て送信場所や本社をどこにするかの下見もされたらしいです。
番組制作もInterFMの番組をそのまま、交通情報だけは名古屋向けに差し替えなのか、名古屋で番組制作、深夜帯や土日はInterFMからの番組になるのだろうか?
局名も凄く気になってきました。
経営面もしっかりと考え、また廃局なんて事に絶対にならないように慎重に計画もして欲しく思います。
もしかしたら愛知県のテレビ局が持つ事になる可能性も・・・ラテ兼営とか。
RADIO-iがなくなり、海外のネットラジオばかりを聴いていましたが、またFMラジオに戻る日が来る事でしょう。
今後のAM局のFM送信も話が出ていますし、コミュニティFMの開局、InterFMの名古屋進出に愛知県のFMラジオ局が凄い事になりそうです。
>東京のラジオが名古屋で聴ける!それがInterFM79.5
素晴らしいです。
これでラジオもまた成長したと言えますね!
>mysさま コメントありがとうございます
申請していたということ、
総務省がそれを受け付けたということ、
これが現時点で明らかになっていることですね。
実際にどのような放送局が誕生するのかは、
まだまだこれからだと思いますので、
楽しみに見守りたいと思います。
CBCのように兼営局がラジオとテレビを切り離す時代ですから、
ラテ兼営はあり得ないでしょうね。
そもそも、今回は新会社設立ではなく、
エフエムインターウェーブが名古屋に申請をしています。
ただまあ、現時点でもネットのサービスを使うことで、
名古屋でもInterFMそのものを聴くことは可能ですので、
この名古屋の新局が、まんま東京の放送を流すのか、
流せるのか、流して収益があがるのか…、
とにかく長続きする放送局になってほしいと願うばかりです。
数日前にもコメントさせていただきましたが、意外にも話が進んでてビックリしました!実現に向けてグッと前進した感じですが、やはり気になるのは同じく長続きする放送局であってほしいこと。
そして、個人的には送信所がどこになるのか??
東山(局舎移転)、テレビ塔(築50年以上)、瀬戸デジタルタワー(地デジ専用?)電波塔はいくつかありますが、どうなんでしょうか。
((…なーんて実はもうtoppyさん、オフレコの情報持ってたりして^^;))
個人的には三国山の「愛知国際放送引込1」の電柱に束ねられた電線をもう一度引っ張っていただき本州で一番電波の飛ぶ…いや、そんな理想追っかけるような事は禁句ですか。
ここ数日、interがらみで今回2度目の書き込みさせていただきました。でも実は「魅惑の三重テレビ」の頃からの読ませて戴いています。好きなサイトはたくさんあったのですが、10年以上も続いてるところはtoppyさんだけです。たしか高校の頃から読み始め、まさか結婚して家庭もって三十路を迎えるまで…とは思ってもみませんでした。
RADIO-i廃局発表も、三国山送信所の顛末も、interが名乗りを上げたときも、そして今回の免許申請も情報源はこのサイトでした。これからも勝手に頼りにさせていただきます。
本筋からそれてしまい、長文駄文失礼しました。
楽しみな展開になってきました、さて、一番気になるのは送信所の場所と局の愛称、放送内容、これも近々発表され送信所の工事も開始になると思います。
工事や本社の設置などはかなり準備は進んでいるものと思われます。
状況によっては多少遅れが発生する事も予想されますが。
予想としては東山タワーへの送信アンテナ設置、本社は栄周辺辺りか・・・
放送内容はInterFMの番組配信から自主制作番組、FMアメリカなどの制作会社からの配信を受けるのではと思われます。
さすがに全てInterFMの番組というわけにはいかないかと。
radikoやLISMO WAVEへの参加もどうなるのかですね。
>alphaさま コメントありがとうございます
昨年の記者発表で7月までに申請と言っていましたから、
その際に発表されたスケジュールどおりに動いている
ということになりますよね。
実際のところ、InterFMの経営状態も順風満帆ではないでしょうし、
長続きしてもらうためには、やはり、名古屋がこの新局を
応援する体制で迎え入れないとですね。
送信所についてですが、今回の総務省の資料では、
相変わらず「5kw」なので、この出力で前局同等のエリア確保を
するということになると…?という推察と、
既存局に乗っかればコストは…という推察ができますね。
「魅惑の…」はもう閉めてから7年ほどになりますね。
本当に長い間おつきあいいただきありがとうございます。
趣味でやっていた頃と今では、体制も方針も変わらず…
というわけにはいかないところもありますが、
これからも、地元にこだわった、自分の興味にこだわった
サイト運営を続けて行きたいと思っていますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
>わくらさま コメントありがとうございます
楽しみですね。
しかも、既存の放送局が系列局の設置ではなく、
他の地域に直接進出するという形は、隣接県を除いて
前例が無いので、今後のモデルケースのひとつになるかもですね。
ひとつだけ。
名古屋局ローカル番組という意味で「自主制作番組」と
書かれているとは思うのですが、
「自主制作」は本来、スポンサーをつけずに持ち出しで制作するという
意味になってしまいますので、以前のiの番組が
ほとんどそうだっただけに、ちょっと縁起が…ですね(汗
また何かわかりましたら続報で書きたいと思います。
「潰れたラーメン店の跡地に同じようなラーメン店を
出店するようなものです。」
岐阜県可児のコミュニティFMもそんな感じですか?
申請したと言うことは、InterFM側もそれなりの経営と利益を出す自信がある、長く続ける自信があるんでしょう。
2回目の失敗、ここまで来て断念は流石に許されないです。
信じています。
>ぴっ ぴっさま コメントありがとうございます
あの地域のFMの場合は、ラーメン店に例えるとしたら、
前のラーメン店と新店は店舗面積や商圏が違う、
前のお店は特定のお客さんを拒んでいた、
という違いがある感じでしょうか。
本社の位置は同じですが、
スポンサーに対する考え方に違いがあることと、
エリアを広げたという点で、
失敗を繰り返さないようにしていますね。
>無名さま コメントありがとうございます
私も、長く続くことを願っていますし、
この地方のFM活性化の一つの要因になればと思っています。
ただそのためには、ある程度の通販や保険のCMも受け入れ、
そして利用するという構えもリスナーに必要
ということになりますよね。難しいところですが。
再び、mysです。
こんばんわ、この話ですが友達も驚いていました。
新しい局が出来るのは楽しみだと。
しかし、経営面で心配はあると言ってました。
ただ、既にコメント出ている通り、InterFM側は経営面を考えての申請であり、経営できる見込みから申請通ったのでこれは信じるしかないですね。
確かに2度目の失敗は何としてでもないように、開局期待している人達を裏切らないようにしっかりと計画されたのでしょう。
去年の開局計画発表の時点で「名古屋に絶対進出する!」の気持ちはあったと思います。
どちらにしろ、名古屋に放送局の選択度が増えるのは喜ぶべき事です。
最近開局したFMななみもここ名古屋で良く聞こえ、選択度が増えたと喜んでいたところです。
ラーメン屋の話も出ていますが、近所ではラーメン屋が潰れ、また同じ場所にラーメン屋が開店したところ知っています。
温泉でもいったん潰れて別会社の温泉が出来ていますし。
ラジオからはプリセット79.5MHzが残ったままですが、この周波数から放送が聞こえてくるの近いですね、楽しみにします。
InterFMの名古屋進出について、
最初この話聞いたときは鼻で笑いましたけどね。
しかし、InterFMの放送内容が元Radio-iリスナーの
お眼鏡に叶うかどうか。
Radio-iの放送は名古屋に出かけた際にちょろっと
聞いたことがある程度ですが、ジャンルで言えば
SoftACっぽい感じの選曲だった印象があります。
一方、InterFMはHotACやCHR等の激しい感じの選曲で、
それでも今はピーターバラカン体制で以前よりは
ソフトになったかなという感じで、それでもZIPFMみたいな
騒がしい番組も混在している、それが今のInterFMです。
この辺の局の方向性をしっかり定めないと
元Radio-iリスナーはぬか喜びで終わるんじゃないかと。
今あるZIPFMに、ZIPもどきのFMAichi、
そこにZIPみたいな外国語局はいらんでしょ。
>katsuさま コメントありがとうございます
元RADIO-iリスナー向けに放送したところで、
潰れてしまう程度のリスナー数しかつかめないでしょうから、
それよりも広いか、もしくは違う層を狙って、
稼げるラジオ局を目指すしか、
民放を潰した名古屋ではやっていけないと思いますので、
そのあたりは、InterFMも作戦を練ってくるでしょうね。
ZIP-FMは、前回調査で名古屋で最も聴取率の高いラジオ局に
なりましたけど、そこを真似しても仕方ないですからね。
InterFMの番組がそのままやってくるのか、
半分くらいは名古屋で作るのか、それともほとんど名古屋の番組に
なるのか、前例が無いだけに編成や方向性は未知数ですね。
その分、楽しみにしたいと思います。
速報!名古屋地区の外国語FM再開局へ前進!
inter fm へ予備免許交付へ。
http://rengo-tsushin.com/modules/broadcasting/
>もっさんさま コメントありがとうございます
Twitterのほうには書きましたが、
そのタイミングで、
放送対象地域や演奏所の場所も明らかになりましたね。