イマドキかしわ餅はジバニャンのこしあんとコマさんのつぶあん

端午の節句はかしわ餅？ちまき？

　昨年このブログに書きましたとおり、5月5日の端午の節句に食べる和菓子と言えば…。

　名古屋では「かしわ餅」「ちまき」と、両方を食べる風習がありまして、和菓子店でもどちらも売られているのですが、実は名古屋は分水嶺で、関東が「かしわ餅」、関西が「ちまき」なのだそうです。

　この件についていつも思うのが、童謡「せいくらべ」なんですよね。「ちーまーきーたべたーべ」と歌われていますが、関東の方はちまきを食べないはずなので、この歌詞についてどう感じていらっしゃるのかをお聞きしたいです。

　そんななかコンビニで見かけたのは…。

　妖怪ウォッチのかしわ餅です。まずは、ジバニャン。

「妖怪ウォッチかしわ餅こしあん」がジバニャンとブシニャンのパッケージ。こちらは白いかしわ餅のなかにこしあんが入っています。

　もう一種類ありまして、こちらは「妖怪ウォッチよもぎかしわ餅つぶあん」。パッケージはコマさんとコマじろう。緑色のよもぎなかしわ餅のなかにつぶあんが入っています。

　この商品は、コンビニなどで4月下旬からこの端午の節句にかけて期間限定での発売となりました。こういう商品を企画するのはやはり、東京でしょうから、端午の節句の時期といえばかしわ餅、になるわけですね。

　期間限定の商品にもかかわらず、パッケージは4種類、商品としても2種類、こしあんとつぶあんが設定されているのがいいですね。

　さすが、コマさんコマじろう兄弟はわかってますね。つぶあん、いいですね。こしあんのジバとは違います。

　おみくじシールが1枚、封入されています。全部で20種類とのことですが、さすがにこの期間限定販売で20種類コンプリートは難しいでしょうね。

　今回はジバニャンとコマさんを買ってきまして、まあ、ジバはいいとして、コマさんのこの表情、もうパッケージをしばらく愛でていたくなりますね。ちなみにコマじろうのパッケージは、両目をつむって微笑みながら食べているんですよこれが。

　コマさんとコマじろうはほんといいですね。でもやっぱり、コマさんの方に感情移入してしまいますね。

　先日東京で、一人でお昼ご飯を食べるという場面に遭遇しただけで、「どうしたらいいズラか…」と思ってオドオドしてしまう自分は、やっぱりそういう点でもコマさん派です。