津ぎょうざ(マックスバリュ中部)
3位で話題に…目指すは?
今月はじめ、青森県で開催された「第10回B-1グランプリ」にて「第3位」に輝いたことで、この地方のメディアで報じられ話題となっている「津ぎょうざ」。
津ぎょうざは、直径が15センチという大きな皮で包まれたもので、揚げ餃子であることが定義となっています。
昨年のB-1グランプリでは4位、今年は3位と着実に順位を上げ、やはり目指すは1位!かと思いきや、津、ツーの語呂合わせであくまでも狙うのは2位だとか。
地域に根差したB級グルメ
最近は、話題になりたいがために、戦いに勝ちたいがために、B級グルメを「開発」する地域も多々ありますが、やはりその地域でもともと食べられていてこそ真のB級グルメですよね。
その点、この津ぎょうざは昭和後期に津市内の学校給食メニューに登場したのが発祥ということで、しっかり地域に根差していますし、学校給食由来ということで、B-1グランプリへの参加メンバーも小学生の体操服姿、団体の名も「津ぎょうざ小学校」となっています。
また、小学校だけに校歌もあり、「津ぎょうざ小学校 校歌」は、私の妻の友人であるシンガーソングライターあつさんが作詞、作曲、歌を担当されています。
さすが旧フレックスだ!
津ぎょうざ、食べてみたいなあ~と思っていたら、折込チラシに「津ぎょうざ」の文字が!その折込チラシは、さすがマックスバリュ中部。
マックスバリュ中部といえば、今でこそ本社は名古屋に移っていますが、少し前まで三重県松阪市に本社を置き、かつては「フレックス」として名証2部に上場していた三重県を代表するスーパーのひとつでした。
そういった経緯から、今でも「三重県のおいしいグルメを愛知県に提供してくれるスーパー」という立ち位置もあり、今回もさっそく津ぎょうざを愛知に広めてくれました。
ただの大きなぎょうざでしょ?いえいえ
大きなぎょうざと言われても、それのどこがすごいの?大きいだけでしょ?と思いますよね。さらに、揚げ餃子といいますと、まだ高速道路が民営化される前、サービスエリアで焼くのが面倒っぽい売店が出していて、全然美味しくないという印象があり、正直、3位になる味のイメージがわかなかったのですが…。
食べてみますと、なんとジューシーなこと!ぎょうざが大きいから具材の量がしっかりしてるんですよね。だから、肉汁あふれる感じを維持しつつ、揚げてある包みの食感が心地よく、その両者がマッチすると、これはおいしいわ!
定番商品にしてほしいくらいだわ。
この日は、マックスバリュ中部では「伊勢鶏のタルタルチキン南蛮」もありまして、三重県グルメ満喫できました。
これからもマックスバリュ中部には、トップバなんとかを売るだけスーパーじゃなくて、これまでどおり、三重のご当地グルメをどんどん愛知に流出させる存在であり続けて欲しいですね。マックスバリュとしては異端な感じがしますが、異端なおかげで、「中部」のマックスバリュに限っては、フレックスの面影が買物の楽しさを演出してくれています。
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