フェルナ森の里店(名古屋・緑区)
住宅街のなかに外国っぽいスーパーが
昨日のブログに書きましたとおり、高速道路を走る名古屋の市バスで森の里団地へとやってきたのですが、周囲を高層住宅で囲まれた場所にポツンとスーパーがあるのを発見しました。
黄緑色の看板にアルファベットで「Felna」と書いてあり、カートのイラストが描かれているのみ。カタカナ表記もなければキャッチフレーズなどもありません。一見するとスーパーなのかドラッグストアなのかもわからないくらいです。気になり、入ってみました。
カゴなしでカートに直接商品を
入口には大型カートがずらりと並んでおり、カゴは見当たりません。直接カートに商品を入れてくださいという説明があります。
簡素な看板に、特徴のない白い四角い建物と、外国っぽいスーパーといいますか、低コストさをビンビンに感じます。
商品陳列具合もまさに低コストな感じで、段ボールを切ってそのまま置くという感じではありませんが、大きな陳列スペースに商品が大量にそのまま詰め込まれており、見た目には粗雑な感じにならないように配慮はしてありつつも、陳列に手間がかからない構造になっています。
あなたもわたしもCGCに…
商品を見ていますと、「あなたもわたしもCGC」というコマーシャルソングでおなじみの、200社以上が加盟する共同プライベートブランド「CGC」の商品が並んでいるではありませんか。
さらには、一宮市に本社を置き、尾張西部と岐阜地区に店舗を展開する地場スーパー「カネスエ」のPB商品も。
フェルナってカネスエだったのか!
ではレジへ。店員さんは商品をチェックするだけで、お金の支払いは精算機です。徹底したコスト削減を実感です。
フェルナとはどういうスーパーか
店内の掲示を見ますと、フェルナとは「Felicidad nature」で「日常的な自然な幸せ・喜び」という意味だそうです。スペイン語なのは顧客層を意識しているのでしょうか。
基本方針は「日常で使っていただける商品のみの取り揃え」つまりは、商品点数は少ないよということですね。
そして「お値打ち価格への取り組み」がモットーで「毎日が特売」。「よりお値打ちに販売する」ことが第一なため、折り込みチラシはナシ、お買い物袋は持参が基本、ペットボトルもトレーも回収しません!という徹底ぶり。
カネスエの商品が安く買えるならいいな…と店舗一覧を見てみると。
現在、カネスエが25店舗なのに対して、フェルナは28店舗。もうフェルナのほうが多いじゃん!
ですが、フェルナを展開しているのは名古屋市の東部と…断然西三河。圧倒的に西三河。あー、そういうことね。カネスエがあるエリアにはフェルナは展開しないんだ。
わが家は日常的にカネスエを利用しているくらいの地域なので、フェルナはできないってことね。
帰宅後、普段からカネスエに買物に行く妻に、フェルナの精算機システムってすごい!って話をしたところ、「カネスエ本体もとっく精算機です」とバッサリやられました。妻は私よりもスーパーマニアで、内情を知るために2社で働いたことがあり、なおかつ今は専業主婦としてスーパーをめぐっているのでかないません。
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