国道41号は途中まで…名古屋の「空港線」ってどこからどこまで?そして空港どこ?

国道41号 高岳交差点(名古屋・東区)

名古屋から小牧を抜けて、可児・美濃加茂そして下呂へ。小牧から犬山にかけての6車線化工事も進んでいて、以前よりも渋滞が少なくなった気がする国道41号。名古屋空港へのアクセス道路でもあることから、空港線とも呼ばれていますよね。

そんな国道41号のゼロキロポストを高岳交差点で見かけました。そういえばここが起点なんですよね。

国道41号はこの高岳交差点を起点に、北へと250キロかけて富山へと抜けるわけです。

国道41号の南側って何の道?

北へは延々と続いていますが、逆に南は高岳まで。でも空港線って呼び名はその先も続きますよね。

高岳から南にのびるのは名古屋市道の「堀田高岳線」。国道41号と繋がっているのでそのまま国道っぽいのですが市道なのですね。

そしてその市道・堀田高岳線の先で国道1号が西からやってきて空港線は国道1号化するので、堀田高岳線は国道41号と1号の間をつないでいるわけですね。

つまり「空港線」とは南から国道1号、市道堀田高岳線、国道41号と3つの道路をひとつの呼び名でくくっているわけですが、じゃあその区間はどこまでなの?名古屋空港のあたりまで?

国道41号と「空港線」

実はこの「空港線」。名古屋市が1984年(昭和59年)に公募で決定した愛称でして、あくまでも名古屋市内の区間のみをさすものなのですね。だから、いざ名古屋空港が近くなって豊山町の区間に入るとそこはもう空港線ではないという。

また、2005年(平成17年)、常滑市に中部国際空港(セントレア)が開港した際に、名古屋空港の存廃論議がありました。

名古屋空港も存在し続けることになったので、空港線も存在し続けているわけですが、セントレアのほうはアクセス道路が「セントレアライン」と空港名が入っているのに対し、こちらは「空港線」。

空港と言えば名古屋空港一択の時代、「名古屋空港線」とする必要はなかったわけです。

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました