正月気分…終わり?終わらない?

写真:岐阜の七草

昨日、車に乗りながらラジオを聞いていますと、1月7日ということで「七草粥」を取り上げていました。そっか!と思い、せっかくなので、スーパーで七草のセットを買い求めて帰宅しました。

本来、七草がゆというものは、前日の夜にお囃子を歌いながら包丁で叩いて七草を刻み、当時の朝、お粥に入れて食べるものなのです。正月に食べ疲れた胃を休めて、さらに野菜が不足しがちな冬に栄養素を補う、という意味があります。

七草がゆを食べると、ああこれで、正月も終わりだなぁ…と、ちょっと寂しく思うのが普通なのですが…。

三重県・津市の高田本山では、全く逆と言っても良い行事があるんですよね。高田本山では、真宗最大の法会である「報恩講」が、毎年1月9日から16日まで、7日間ずっと行われていて、お勤めが昼夜問わず続くんです。

その間、お寺周辺には出店が出て、ずっとお祭り気分になりまして、

もちろん本当の趣旨はお勤めなのですが、正月が終わって寂しくなりそうなところで、さらに一週間賑やかにお祭りをしてしまおうという意図も感じられます。一昨年に見に行きましたが、もう一度正月の賑わいを!みたいな感じで、面白かったです。

三重県の人のお祭り好きには敵いません。

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