新語・流行語大賞の「気合だー！」で思い出した1990年代のテレ東アニメ

新語・流行語大賞で思い出した1990年代アニメ

新語・流行語大賞で思い出した1990年代アニメ

今回もアニメの話なので、興味の無い方はまたパスしてください。

今年の流行語大賞が発表になりました。「チョー気持ちいい」は、そんなに流行ったっけ？という気もしないではありませんが、トップテンに入賞した中の「気合だー」という言葉に私は少し反応してしまいました。

これは、アニマル浜口さんの言葉として入賞しましたが、そういえば中学生の頃、一部の友人との間でこの「気合だー」が流行したことを思い出し、先日と同じように押入れを探ったら懐かしいビデオがたくさんでてきました。

思い出したアニメは「ゲンジ通信あげだま」

　それは「ゲンジ通信あげだま」というアニメで、主人公のあげだまくんが使っていた言葉でした。今思えば、私は中学生の頃、とてもたくさんのアニメを見ていました。親によく「中学生にもなって」と言われた記憶がありますが、それには事情があるのです。
　
　私は小学校4年生から中学生にかけて、熱心に部活をやっていたので帰宅が午後7時過ぎと遅かったのです。ですのでまだ我が家にビデオが無かった小学生時代は、平日は「宇宙船サジタリウス」など午後7時半からのアニメしか見られなかったのです。「ドラゴンボール」も途中からしか見られませんでした。

中学生になってアニメにハマった

　ところが、中学生になると我が家にビデオデッキというものがやってきました。そして私はそれまで見られなかった、午後6時台や7時のアニメをよく録画するようになったのです。それまで見られなかった反動が中学生になってやってきたというわけです。そして、その頃録画したビデオテープが押入れから大量に出てきました。

　特に、当時午後6時台に放送されていたテレビ東京のアニメは…今見ると驚きます。今でこそテレビ東京のアニメも、ポケットモンスターやとっとこハム太郎など世間的に認知される作品があり、映像も綺麗で音声もステレオ放送ですが、15年前は映像も音質もひどい。
　

1990年代のテレ東アニメのクオリティ…

　なかにはそれを逆手にとって、主人公が白紙の背景を指さして「お忙しい所すみませんが、ここに背景お願いしまーす」なんて自虐的なギャグを言う程です。しかもそれに対して博士が「前々から思っていたんだけどこのアニメ、テキトーすぎやしないか」って、すごいやりとりです。

　この懐かしさを共有しようと、相方に「夕方6時台のアニメって昔何見てた？」と聞いたのですが、「6時にアニメ？6時なんてニュースしかやってなかったでしょう。」と言うではありませんか。
　
　そうだった…。相方は岐阜県に住んでいて、VHFは名古屋親局受けなのですが、UHFはサテ局のエリアなのでテレビ愛知が映らないのです。 2年前にケーブルテレビに加入してようやくテレビ愛知が見られるようになったとのこと。これらのアニメを知っているはずがありません。岐阜放送がやってたかも知れないけれど…。

「そうかー、じゃあ昔のアニメの話は合わないね。」

　と言うと、

「いいよ。元々あなたと話は合わないから。」

　って、そうですか…。