大垣共立銀行といえばくまのパディントンだよね!実写映画化してるの!?

150620

くまのパディントン(大垣共立銀行)

愛知県には「地銀」が無い

 かつては「13BANCS」と呼ばれ、その名のとおり13の銀行があった「都市銀行」。今はみずほ、三菱東京UFJ、三井住友、りそな、埼玉りそなのわずか5行になってしまいました。東京3、大阪1、埼玉1の計5つ。かつて存在した名古屋・愛知から、都市銀行の本店は姿を消しています。

 名古屋・愛知には、そんな絶大な力を誇った都市銀行があったことから、都市銀行に次ぐ「地方銀行(地銀)」が存在しません。そのため、東海3県にある地銀は、三重の百五銀行と三重銀行、岐阜の十六銀行と大垣共立銀行の4つということになります。

 そのなかで、革新的なサービスで常にメディアで話題になることが多い、大垣共立銀行で、キャラクター色紙がもらえました。そうそう、銀行といえばキャラクターですよね。え?この大共のキャラクター、実写映画になるの?

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トムとジェリーの十六VS大垣共立のくま

 岐阜の十六銀行と大垣共立銀行。この2行は、岐阜財界と大垣・西濃財界の代理戦争といわれるほどに背負っているものが多く、どちらも、地銀の無い愛知県への猛攻勢をかけています。

 十六銀行が採用しているキャラクターは、16という数字を読み替えて「トム」。そう、トムとジェリーです。特に東海3県では、現在でもトムとジェリーが地上波で放送されており、昭和の頃から長年放送され続けていることから、親しみのある存在となっています。

 一方、大垣共立銀行が採用しているキャラクターは、くまのパディントン。これまでに、人形アニメや外国制作アニメとして放送されたことはあるものの、この地方の人にとってはむしろ、「大垣共立銀行のくま」という印象が強いほどの存在です。

今や「OKB」

 大垣共立銀行は、かつてはくまのパディントンを使ったおとなしめの感傷的なアニメCMを流すことが多かったのですが、個性的なサービスを次々と導入している行風に合わせる形で、また、行員に広告センスを身に付けさせるために、テレビ局に出向させてCMの手法を学ぶなどし、今では、かつてのイメージとは全く異なる広告展開となっています。

 以前は「大垣共立銀行」「オーケーバンク」とアピールしていた銀行名も、アレにあやかってか「OKB」に統一。今では、広告によっては「大垣共立銀行」という文字よりも「OKB」の方が大きいほどです。

 CMで「あのOKBが長久手と日進に登場!」と言ってみたり、「OKB3」というユニットと「OKB45」という女性行員ユニットを誕生させ、合体すると…それは「OKB48」

「十六を超える」という意味で、本店を17階建てにしたというOKB。突き抜けてますね。

でもやっぱりパディントン

 普段目にするのは、カードや通帳です。となると、キャラクターに親しみを持ち続けている私としては、やっぱり、大共はパディントン、なんですよね。

 なんて思いながら、ATMで通帳繰越したら…「パディントン色紙が当選しました!窓口へお越しください!」

 色紙なんてどうせ小さい奴でしょ…と思ったら、ちゃんと大きな色紙だし、デザインもいくつもあって選べる!今もパディントンも大事にしていたんだね!

 ちなみにこの「くまのパディントン」。アメリカで今年1月に実写映画が公開され、全米初登場3位。日本では来年1月に公開になるそうです。これはもう、大共も乗っかるでしょう!

 パディントン実写映画公開にあわせて、大共がどんなキャンペーンをやるのか、今から楽しみです。

 海外版はDVD出てるのね。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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