環状化で名称公募したのに「名城線」のまま…でもそのほうが名古屋っぽい

さて、今週の名古屋ニュースは何と言っても本日12月13日に開業します、地下鉄名城線の砂田橋-名古屋大学間ですね。名城線は東山線と本山で接続されることになります。

今回の新区間開通にあわせ栄や名古屋などの駅では、今まで電車の運行状況について、直前の駅を出発したかどうかという案内しかなかったのが、東京の地下鉄の様に、次発、次々発の到着時刻や行き先を示す、電光表示が導入されます。

さらに、平成16年度中には、名城線の名古屋大学-新瑞橋間が開通する予定で、名城線は名古屋初の環状線となります。

これにより、慢性的に混在している東山線の本山-栄間の混雑緩和が見込まれます。環状線化が実現すると、今までは藤ヶ丘方面から名城線経由の大曽根方面へ行くにも、鶴舞線方面へ行くにも栄まで出て乗り換えをしなければならなかったのが、本山で名城線に乗り換えることができるようになるためです。

しかし、納得できないのがこの環状線の名称です。もともと地下鉄名城線は大曽根から名古屋港を結ぶ路線で、金山から新瑞橋は4号線と呼ばれていました。

そのため今回の環状化にあわせ、名称を一般公募したのですが、なんと決定したのは環状線を「名城線」、それ以外を「名港線」とするというもの。何のために公募したのでしょうか、とでも言いたくなってしまいますね。でも、やっぱり変化を好まない名古屋っ子らしい発想、と言えばそうですね。

話が全然わからない、という名古屋以外の方。路線図をこちらでご覧下さい。
http://www.kotsu.city.nagoya.jp/subway/subway-rosen.htm

(メルマガ第4号より)

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