写真:テレビ愛知(名古屋・中区)
ナイター中継といえば、アナウンサーによる実況と、野球解説者による解説、その2人で進行するというのが当たり前ですが、たまに、副音声でバラエティー性のある野球放送をすることがありますよね。
特に、CBCテレビはつボイノリオさんを起用して、
副音声を実施することがよくあります。かつては、中京テレビが東京ドームの巨人戦を日本テレビからネットする際に、「ドラゴンズ応援放送」と称して、副音声で宮地佑紀生さんがしゃべってましたよね。ビートたけしさんがゲストに来たときは衝撃でしたね。だって、東海3県向けの副音声のゲストが、ビートたけしんさんとか、今ではあり得ないでしょう…。
でも…中京はかなり昔に副音声はやめてしまいましたね。その、やめてしまった理由のひとつに、副音声を実施することによるデメリットがあると思われます。
アナログ放送では、副音声を実施してしまうと、主音声・副音声ともにモノラルになってしまうことから、球場の臨場感が失われてしまうデメリットがあったのです。
しかし、地デジになったことで、両方ともステレオ音声で、臨場感をそこなわずに2つの音声を放送することができるようになりました。それを待っていたのか、この日、テレビ愛知が史上初のナイター副音声を実施しました。
ゲストは、中日ドラゴンズ好きが講じて、栃木から愛知の大学に進学したというつぶやきシローさん。題して「つぶやきナイター」。すぐに主音声に戻すつもりで、興味本位で副音声にしてみたら…これが面白くて。それが、王道の面白さじゃなくて…
・CMに入るタイミングが副音声サイドには知らされていない
・進行は画面を見て確認
・ダイジェストVTRの音声も流れない
・ツイッターでコメントを募集するもまばら
・改野アナと2人でビールを飲み始める
と、ツッコミどころ満載。結局最後まで、主音声に戻すことはありませんでした。絶対!またやってよー!つぶやきナイター。
これ、本気の小説みたいですよ。
コメント
副音声のキャストが面白いですね。これだからTXNと独立局からは目が離せないです(^O^)(といっても当方は半TXNのような独立局ですけれど)
その半TXN独立局(?)も、完全地デジ化を前に始まった高校野球地元予選から中継設備がハイビジョン化しました。技術担当の方に聞くと「中継車を改造した」とのこと。どうやら車両自体は変えずハイビジョン化したようです。
これでニュース用の簡易スタジオ、一部光ファイバー回線に加え中継車もハイビジョンになり、残すは県内5台(実質4台。1台は朝日放送と共用)の情報カメラのみとなりました。
以上報告でしたが長々と失礼しましたm(_ _)m
>すきやきさま こんばんは
お金は無いけど、アイデアでは負けない。
テレビ愛知や三重テレビには、
そういうテレビ局であって欲しいと思っていますが、
今回の副音声には、久しぶりに、
そんな気概を感じることができた感じですね。
三重テレビは、早々にハイビジョン中継車を導入したのですが、
今年から平日はマルチ編成のため、
高校野球はハイビジョン中継ができず、
なんだか残念なことになってしまった気もします。
これは面白い試みですね。
是非とも我が町のサンテレビでもやってもらいたいです。
サンテレビには昔からかなりの有名人がゲスト出演されています。(渡辺兼など)
サンテレビの場合は、もっと面白いことが出来そうですよね。
>とくながさま こんばんは
サンテレビの場合はもっと面白い?
やってもいないことで、優劣を決め付けられてもね。