特製肉餃子
消費増税の影響だけとは思えない
緊縮財政のわが家では、極力食事は自炊にしているのですが、それでもやはり出かけた際や時間が無いときには、スーパーで惣菜や弁当を買うことがあります。そのお惣菜なのですが、ここ最近ぐっと価格が上がってきている印象があります。
消費増税をきっかけに、デフレマインドからの脱却は確かに感じるのですが、スーパーで売られている他の商品の感覚よりも、惣菜は上がっている印象を受けます。ただ、よくよくラインナップを見てみると納得できる一方で、あまり上がっていないお店も…あるわけなんですよね。
それぞれのチェーンの思惑も見えてくる
惣菜売場を見ていて、以前とは大きく変わってきたのが踊る「国産」の文字です。たとえば、鶏の唐揚げでも「国産」の文字があるものと無いものが混在していたりします。片や国産と書いてあるということは、書いてないほうは「国産でない」と言っていることになりますものね。そういうことですね。
そこで、どちらを選ぶかということなのです。
私の場合は、安心安全の面はありますが、それとは別にやはり、地産地消を心掛けたいといいますか、風土や気候といった面からも、なんとなく地元に近いものからいただきたいという思いがあって、両方置いてあればやはり「国産」のものを選んでしまいます。
ただ、どのチェーンストアに行っても同じではなく、惣菜売場に国産の文字がそれほど見られないところもあり、以前と違ってかなり惣菜に関しては、棲み分けが生まれてきたという印象もあります。
かつては売ってませんでしたよね
そんななか惹かれたのが国産の餃子です。餃子と言えばかつては輸入食材の代表格。今思えば、どこの国の材料かわからないような安い餃子、シュウマイをパクパクと食べていたものでした。それが今では、焼きあがっている餃子に「国産豚肉・鶏肉・キャベツ使用」と書いてあるのですから、時代は変わりましたね。
これもチェーンストアによって異なるのでしょうけれども、国産の餃子に、国産の鶏唐揚げ、国産の牡蠣フライと、国産の惣菜がこれだけ豊富にラインナップされるようになったのも、ここ最近のような気がします。
それとも、かつては国産だったけど表示してなかっただけとか?そんなことないですよね。国産だったら国産って書きますよね?
高くなって当たり前だったのね
国産と書いてあるものと書いてないものの両方が並んでいたら、ついつい「国産」を買ってしまう…というタイプの私にとっては、そりゃ、高くなって当たり前…なわけですね。かつては何の気なしに国産じゃない惣菜を買っていたわけですから。
「デフレマインドからの脱却とかいっても、値上げなんてそう簡単にできないでしょ」なんて思っていましたけど、高級品を売る店だけでなく、こういった惣菜売場でも、わずか数十円の違いでも、付加価値のあるものとないものを並べることで、客単価をあげたい。そこにしっかりハマっている自分なのでありました。
ただ、その分、惣菜を買う回数は減っていますけどね…。自炊自炊。
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